札幌市山鼻で心と体のデトックスRoomをしています中田法子です。
毎年この時期になると思い出すこと
忘れられない・・我が家は、けして忘れてはならないこと
毎年、自分への戒めでブログに書いていますが東日本大震災が起きる二週間前のことでした。
会社帰り、病院へ風邪薬をもらいに行った主人から電話がありました。
「血液検査をしたら、白血球の数値が異常に多くて、急性骨髄性白血病に違いないと言われた。明日入院しなければならない」と・・・・
長男はネットで調べ、「やばいよね?大丈夫かな?」
「大丈夫!大丈夫!」私はそう言うのが精一杯でした
当時、長男は高2、次男は中3、長女は4年生、愛犬は2歳
次の日から我が家の生活は一変
そして、連日の大雪
医師からは、私だけ呼ばれ「検査したところ、たちの悪い白血病でした。たぶん抗がん剤は何回やっても駄目でしょう。移植を考えておいてください。保険適用外の抗がん剤もありますから」と
頭の中が真っ白なうえ、次から次と医師から告げられる言葉の数々
途方に暮れる日々
その年は、雪も多く除雪の日々
身体は疲れているのになかなか寝付けない
いつもの生活がいつもではなくなることの不安定さ
離れて暮らす親にも
心配はかけたくなくて心の内は言えない自分がいました
そんな日々の中、2011年3月11日「東日本大震災」が
あの時私は
当たり前のことなど何もないのだということを
心の底から知ったのかもしれない
- 「命」あること
- 生かされていること
- 足るを知るということ
今、私達家族に与えられてることに感謝しなくてはならないと心から思えたのでした。
今あるものに意識を向けると
小さな幸せが周りにたくさんあったことに気付きました
命あることこそ、最高の幸せです
今日は「東日本大震災から13年」
我が家にとって日々のあたり前の生活を大切に、心を引き締めて自分をみつめる日でもあります。
日本各地、いいえ世界中で様々なことが起き影響がでています。
あの日、たくさんの輝く星となって天に昇っていった尊い命に心を寄せるとともに
今生かされてること、命あることに感謝です。