『やらない仕組み』で 暮らしはもっと軽くなる~整理収納で家事を手放し 楽して楽しむ暮らしへ~
片づけで笑顔を広げる
整理収納アドバイザー
羽鳥 花音
例えば「テーブルセッティング」。
文字にするとたったの11文字。
そしてそのイメージも
布巾でサッと拭いて
食事を並べるだけに思えます。
でも
テーブルの上にモノが
置きっぱなしだったらどうでしょう。
まず
そのモノを片づけるところから始まります。
誰かのプリント。
読みかけの本。
充電ケーブル。
置きっぱなしのお菓子。
食事のたびに
それらをどかして
ようやくテーブルを拭くことができます。
見えていない 片づける前の家事
でもこのひと手間は
意外と誰にも気づかれません。
「ごはんだから片づけてね」
そう声をかけても
「今は無理~」
そんな返事が返ってくることもあります。
仕方なく私が脇によける。
すると今度は翌朝
「ここに置いてあったプリント知らない?」
と聞かれる。
動かしたのが私だから
一緒に探すことになる。
見つからないと
「まさか 捨てちゃったの?」
と言われたりもする。
私の時間が削られる。
朝は気持ちよく送り出したいのに
イライラだけが積み重なっていく。
そしてある日
突然爆発する・・・。
家族に見えるのは「怒り」という結果だけ
「もう ちゃんと片づけないからでしょ!」
「自分のモノは 自分で管理して!」
けれど家族から見えるのは
「また怒ってる」
という結果だけ。
怒る私が悪いのかな?
片づけを教えられない私のせいなのかな?
そんなふうに
自分を責めてしまうこともあります。
でも
よく見てほしいのは
怒りという結果ではなく
その手前にある
名前のつかない家事
です。
片づく仕組みは暮らしの添え木
自分ばかりが背負っている段取りがある。
一見見えないけれど
確かに存在する負担がある。
そんな小さなストレスが積み重なると
健康を損ねたり
やる気がなくなったり
心が折れてしまう
こともあります。
だから私は
片づけは単にモノを減らすことではなく
「片づく仕組みをつくる」
ことだと思っています。
それは
暮らしを支える添え木を立てるようなもの。
がんばる力に頼るのではなく
支える仕組みで暮らしを回す。
片づく仕組みが
暮らしの添え木になる。
それが私の考える整理収納です。
ところで、
あなたの抱えている
「名前のつかない家事」は
何ですか?
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次回は、
この名前のつかない家事を
どう仕組みで手放すか、お話しします。
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