『やらない仕組み』で 暮らしはもっと軽くなる~整理収納で家事を手放し 楽して楽しむ暮らしへ~
片づけで笑顔を広げる
整理収納アドバイザー
羽鳥 花音
前回は収納用品についてお話ししました。
今日は、キッチン用品を例に
『暮らしのメンテナンスコスト』について
考えてみたいと思います。
キッチンは、毎日使う場所。
毎日使うからこそ、
ここがラクになると暮らし全体がラクになります。
でもその反面、
「便利そう」という理由でモノが増えやすく、
気づかないうちに
『暮らしのメンテナンスコスト』が
積み重なりやすい場所でもあるんです。
キッチンは「便利そう」が増える場所
テレビで見た便利グッズ。
100円ショップで見つけた便利そうな道具。
最新の調理家電。
どれも、
「これがあれば料理がラクになるかも。」
そんな期待をさせるモノで、
世の中はあふれています。
さらに、
「これさえあれば時短できる。」
「これがないから料理が大変なんです。」
そんなふうに思わせる情報もたくさんあります。
私にも、そんな時期がありました。
残業して帰宅し、
「あれがあれば少しでもラクになるかも。」
そう思って、
調理家電やキッチングッズを
いろいろ買っていたんです。
便利グッズにも管理コストがある
でも、そのキッチン用品にも、
実は『暮らしのメンテナンスコスト』が
かかっています。
・しまう場所をつくる
・使ったあとに洗う
・乾かす
・元に戻す
・使わなくなったら保管する
便利そうと飛びついたのに、
気づけば使うたびに
手間ばかりが増えている。
「みんなは上手に使いこなしているのに、
私だけ使いこなせない。」
そんなふうに、
自分を責めてしまうことも
少なくありません。
実は私も、その一人でした。
本当に必要か、一度立ち止まる
だから今は、
「これ便利そう!」
と思っても、
まず自分に問いかけます。
「これは、本当に今の私の暮らしに必要?」
実は、
一つの道具で兼用できるなら、
そのほうがずっとラクなことも多いんです。
キッチンは管理するモノがとても多い
キッチンには、
・調理道具
・キッチンツール
・調理家電
・食器
・食材
・保存容器
・掃除道具
・ゴミの保管
これら、たくさんのモノが集まり、
一つの場所で管理されています。
これだけたくさんのモノを、
使いやすく管理し続けることは、
実は思っている以上に難しいことなんです。
だから、
「片づけが苦手だから」ではなく、
モノが増えすぎたことで、
管理そのものが難しくなっている場合も
少なくありません。
「あると便利」で増やしていくと、
便利になるどころか、
必要なモノが見つけにくくなり、
使いづらいキッチンになってしまいます。
そして管理も、
どんどん複雑になっていきます。
時短を目指して買ったはずなのに、
そのモノを管理するために時間を使い、
気づけばストレスまで増えている。
そんな悪循環に陥ってしまうこともあるんです。
暮らしを軽くする選び方
だからこそ、
「なくても困らないかな?」
「ほかの道具で兼用できないかな?」
買いたい気持ちを少し横に置いて、
一度立ち止まって考えてみる。
その小さな習慣が、
『暮らしのメンテナンスコスト』を減らし、
暮らしをぐっと軽くしてくれます。
モノを選ぶことは、暮らしを選ぶこと
モノを選ぶことは、
これからの暮らしを選ぶこと。
あなたは、
どんなキッチンで、
どんな暮らしを送りたいですか?
便利なモノを増やすことより、
管理するモノを減らすこと。
それが、
『暮らしのメンテナンスコスト』を下げ、
毎日の家事をラクにする近道なのかもしれません。
次回の予告
これまで、
『暮らしのメンテナンスコスト』について、
さまざまな角度からお話ししてきました。
次回も、毎日使う「タオル」から、
暮らしのコストについて
お話ししたいと思います。
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