こんにちは。
管理栄養士のふみです。
前回のヘルスアップ情報では
「栄養成分表示の見方」
についてお伝えしました。
今回は
その理想的な内訳
についてご紹介したいと思います。
まず
P F Cとは
Protein(タンパク質)
Fat(脂質)
Carbohydrates(炭水化物〈糖質〉)
の略です。
同じ総エネルギーでも
その内訳によって
健康の善し悪しが変わります。
理想的な比率は
おおよそ
糖質(炭水化物)が約60%
脂質が約25%
たんぱく質が約15%
です。
例えば
30~64歳女性
(だいぶ広範囲にくくりましたが)
身体活動レベル普通
の1日に必要な平均エネルギーは2000kcal。
こちらを理想的な比率に分けると
糖質=1200kcal
脂質= 500kcal
たんぱく質=300kcal
となります。
これを量に変換すると
糖質=1g4kcalなので→300g
脂質=1g9kcalなので→55.5g
たんぱく質=1g4kcalなので→75g
となり
さらに
一食あたりにするには
糖質→300g÷3=100g
脂質→55.5g÷3=18.5g
たんぱく質→75g÷3=25g
上記は(当然ですが)
1日の目標量とほぼ同じ数値となります。
同じ総エネルギーでも
その内訳によって
健康の善し悪しが変わる
についてですが
例えば
総エネルギー量が
1日の理想的カロリーであったとしても
内訳をみたときに
脂質が多すぎたりすると
肥満や
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を
増やしたりする危険性が出てくるのです。
そんな時
前回ご紹介した知識があれば
理想的なエネルギー比率から
大きく外れていないかどうかの
チェックができるというわけです。
知っているのと
知らないのとでは
健康に対する意識も大きく違ってきます。
日常的に計算はしなくても
よく利用する商品については
栄養成分表示で一度計算
なさってみることをお勧めします。
✨明日の健康美人は
今日のワンステップから✨
本日の投稿は以上となります。
今日も最後までお付き合いいただき、
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