映画「許されざる者」の感想

 

ネィテイブ・アメリカンへ、あまりにも理不尽やな  (なぜか、関西弁)

酷いなぁ  

 

アメリカへヨーロッパから様々な理由で、大勢の人々が移住してきた。

しかし、先住民-ネィテイブ・アメリカン-が邪魔になった?

彼らをバンバン大虐殺してるやん。

「人」と、思ってないんだろうね。

 

この映画では、オードリー・ヘップバーンが、肌が浅黒くなるドーランを塗られて、

テキサス州の牧場の”長女、レイチェル”を演じている。

 

「ローマの休日」で演じた、色白で、華麗で華奢、可憐なアン王女とは、かなり違いまっせ。

 

映画「許されざる者」ネタバレ)

レイチェルの出性の秘密

 死亡した養父と悪仲間は、何故か川向こうのカウアイ族のテントへ襲撃に行った。

 まさに、ハンティング。銃を撃ちまくって彼らを惨殺した。

 牧場主は、残して来た妻が脳裏に浮かんだのか?赤ん坊が死んだ。

 お乳を飲ませる子が居ない。お乳は張ってパンパン。

 そこに居た赤子を誘拐して、妻に渡した。

 妻は、死んだ女児の代わりにカウアイ族の赤子に乳をのませて育てた。

 

これだけで既に、この夫婦イカレテいるでしょう。夫婦そろって乳児を誘拐、育てた。

 

それがヘップバーンが演じたレイチェル。

 

カウアイ族の兄は、首領になった。「妹を返せ!」と、牧場に何度も交渉に来た。

白人は完全にスルー。

 

カイアウ族は怒って(当然)、えりすぐりの戦士を揃えて襲ってきた。

さて、どうなるのか?

レイちゃんは、元の部族へ帰るのか? ネタバレ終了

カウアイ族の首領役は、カルロス・リバァス氏(昭和元年頃のお生まれ)

アメリカ人です。メークで、ネイティブに仕上げています。

この写真は違う映画から引用。が演じています。

「王様と私」ユル・ブリンナー版にも出た、との事。

 

トラビス・ジャパンの松田元太氏が、メークしたら、この方に似てます。

 

この映画が出来たのは、1960年頃。

先住民、アフリカ系アメリカ人、アジア系、ヒスパニックに対する差別意識も根強い。

(今も変わらず)

政府の方針も有り、こんな脚本と映画が堂々と公開されたんですね。

 

第二次大戦中の日系人も、政府の方針で財産を没収されて臭い臭い家畜小屋に強制的に押し込まれました。

 

*映画で描かれたカウアイ族は、現在3.000人ほどに大激減しているらしいです。

 

ジョニー・デップや、アンジェリーナ・ジョリーなどの有名人にも、

ネィテイブの血が入っているそうです。

ケビン・コスナーがネイティブ系は存じていたけど。。

 

アメリカ・・・・・広いなぁ。

留学したかったけれど、銃社会。

キャンパスは大丈夫と思いつつ、それが怖くて行きませんでした。

 

大学により、日本人留学生が多い大学、少ない大学も当然有ります。

ちなみに、オクラホマ州は全米で人口が少なくて、大学が1校のみです。

ふーーーーん、そうなんだ。

 

イギリスの実業家の父親と、ベルギー(貴族)の母を持つ、欧米ハーフのオードリー。

見事、メークでネィテイブに仕上げちゃうアメリカ映画でした。

バート・ランカスター氏の映画も、初めて観ました。

サーカスご出身との事。運動神経も良いのでしょう。そして、渋いです。

 

 

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