かつてない体力勝負！父の愚行に翻弄される私 125

夫と子供の３人家族
更年期と闘う専業主婦です。
家事や収納、オススメ商品など
日々の生活の色々をつぶやいています。

私が経験した毒親との絶縁までのお話も書いていきます。

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このお話は私が20代半ば頃の話です。

主な登場人物　　

私 　20代半ば

父 　50代前半

母 　40代半ば

祖父母　　70代

バイト先のチーママ　30代半ば

ちょうど夏のボーナス前、会社を辞める決意をした私は

有給消化する事になりましたが

父母にはその事は言っていませんでした

更に携帯電話を持っている事が父にバレてひと悶着あって

解約しようかとも思いましたが

同伴の約束などでお客様に電話するのも不便だし、また持ち歩くようになりました。

もう有休消化も終わっていよいよ退職が近付いてきたある日

外に居る時に祖母から電話が掛かって来ました

「まる、あなた、会社辞めるってお父さんに言って無かったの？」

慌てた声で祖母が言うので

「あ、うん、まだ言ってなかったんだけど・・・」

「ごめんなさい、さっきお祖父ちゃんとまるの次の仕事はどうするつもりなのかしらって話してるのをお父さんが聞いちゃったみたいで」

あっちゃ～

バレた・・・

その日は出来るだけ遅めに門限ギリギリに帰ったのですが

玄関の明かりはついていませんでした

ホッとして、寝た翌日

やっぱり父に捕まりました

「おい、会社辞めるんだってな、なら出るんだろ退職金」

来た！

コノヒトがお金が入る話を逃すわけがありません

「出ると思うよ」

「分かってるだろうな、カードが使えないんだからちゃんと寄越せよ」

どう言う理論か分かりませんが

私にお金が入ると自分の所に持ってくるシステムになってると思っている父

「車の維持費も掛かるし、次の会社も決まってないから渡せないよ」

「すぐに働けばいいだけだろう、こっちは何カ月も困ってんだよ」

なら働けよ・・・

私が黙っていると

「ちゃんと明細見せろよ」

そう言って部屋に戻っていく父の背中は浮かれているようにしか見えませんでした

つづく

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