更年期と闘う専業主婦です。
家事や収納、オススメ商品など
日々の生活の色々をつぶやいています。
私が経験した毒親との絶縁までのお話も書いていきます。 このお話は30年くらい前の話です。
前回のお話
バイト先で、沢山お酒を飲んで乗って来た車で帰れなくなってしまったお客様の車を
繁華街の中にあるパーキングに移動して来てほしいと頼まれました。
車種を教えられ、車のキーと料金を預かって
繁華街の外にあるパーキングに行くと
お客様の車がありました。
にしても・・・私には、かなり大きいシーマという車でした
とにかく動かさないといけないので車に乗り込みシート位置を合わせて
サイドブレーキを解除しようと探しましたが見当たりません。
お高い車はサイドブレーキが無いの?
いやいや、まさかそんなわけないよね?
早くお店に戻らないと
めちゃくちゃ焦りながら室内灯を付けてゴソゴソ探していると
なんでブレーキの左側にもペダルがあるの?
ひょっとして・・・と、踏んでみたらカシャっとペダルが戻ってきた
これだあったーっ
当時はまだ携帯電話なんて持っていなかったので
もう少しで諦めてお店に戻って聞かなければいけないところでした
ようやく車をパーキングから出す事ができました。
そして繁華街に向かって進むと
酔っぱらった人達が道に広がって沢山歩いているのでコワイコワイ
お客様の車で絶対に事故る訳にはいきません
(自分の車だって絶対イヤだけれど)
超ノロノロ運転でようやくパーキングに到着しました。
あー・・・ドキドキしました。
受付前に進むとすぐに係の人が出て来て私を見るなり
「パパの車?」と言って笑っています。
「お客様のです!明日取りに来られます」
「店の女の子が車移動するの初めて見たよ、ボーイ居ないの?」
「みんな免許無いんですよ」と適当な事を言いながら車から降りました。
あとはお任せして保管してくれるのですが
こんな大きな車の車庫入れなんてしたことが無いので助かります。
「大変だね~、じゃこれね」とプラスチック製の番号札を渡されました。
一仕事終えた感じがして気持ち良く、急いでお店に戻ります
つづく