更年期と闘う専業主婦です。
家事や収納、オススメ商品など
日々の生活の色々をつぶやいています。
私が経験した毒親との絶縁までのお話も書いていきます。 このお話は30年くらい前の話です。
前回のお話
母が勝手にディーラーに手付を払って来た車が
私の希望と全く違ったのに断り切れず、ディーラーの方にお願いして
もう1度、青いセダンを見せてもらう事にしました。
車を前に特徴を説明してくれましたが、私は全然頭に入ってきませんでした。
そしてドアを開け、色々な装備などの説明をしてくださるのを聞いて
私は短大生の頃、カー用品ショップでアルバイトをしていたので
確かにオーディオなどは「ちょっと良いメーカーの物が付いてるな」というイメージでした。
絶対に分かってないはずの母が「すごいわね~」と言っていましたが、
私は「どうでもいい」と思ってスルー。
ディーラーの方が「試乗してみますか?」と聞いてきて
私は断りたかったのに、
母が「もちろん」と言って私を引っ張って行きましたので
仕方なく運転席に乗り込みました。
免許証を取ってから人を乗せて走るなんて初めてです
後部座席に母、助手席にディーラーの方を乗せ
胸がドキドキして、ただただ緊張した状態でディーラーの周りを走り始めました。
車内は広くて快適で香りが「新車ダヨ」と、主張しています。
エンジン音も静かで、走りもスムーズでした。
ディーラーの方が
「この車はホニャララエンジンなのでパワフルでしょう?」と聞いてきましたが、
運転に必死過ぎて、ちょっと良く分からず
でも、大きいのに軽いなー・・とは感じました。
ディーラーに戻ると緊張が解けてグッタリ
そして、私とは反対に母はテンションがMAXに。
母は「ほら良かったでしょ~?」と言って
ディーラーの方と盛り上がっています。
私はこのまま契約したらローンを払うのは自分なのに
自分の好きな車も選べないのかと思うと悲しくなりましたが
ここまで来て今更、「買わない」と言った後の母の暴動を想像すると
もうこれで良いかな・・・と気持ちが折れかけていました。
つづく