何もないところに、芽は生えない。
最初は孤独だった。
ボクを解る人なんて居ないとおもってた
解られたくもなかった。
何もない世界も悪くはなかった
お互いの身に何が起きても
振り返らないと誓ったんだ
たとえ身体がボロボロになろうが
心が廃れようが
人を信用するなんて、見合わないし
僕らには縁のないことだと思ってた
何度も話した
人を守るとか、関係ない
ただ、世界の破滅をふせぎたかっただけだった
だけど、
こんな顔されたら
みちる以外の大切な存在が
日に日に増えていくのが
妙に嬉しく思えてきた