走ってきた!山寺蔵王ウルトラマラソン試走会その弐「M坂の巻」



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11/23(月)勤労感謝の日 
山形県庁駐車場集合 
 
 
7時過ぎに県庁へ着くとまだ参加者は集まっていなかった。受付をして、参加賞のお握りと粉飴ジェル、スポーツ麦茶を頂く。試走会なのに、こんなに頂いて良かったの??というくらい大漁。
お家で📷️。この他に、お握り一ケ。
粉飴ジェルは使えるなぁ。スポーツ麦茶は、美味しいのか?試してみなくては。
 
 
07:30 けじめの開会式。
諸注意と簡易マップの配布。
 
大きな円でディスタンス
参加者は24名とのこと。女性はお一人でしたな。(…めちゃ速かった)
 
右側の赤っぽい方々が主催の皆様。仁王立ちの方が代表です。スタッフさんは10名以上いらっしゃるだろう。
 
 
当日配布のマップ。初見の方は解りづらかったか?道迷いが出たそうです。
 
本大会は、道路の左側を走ります。ジャーニーランは右側でしたね。
 
そういえば、昨年の勤労感謝の日は、大田原マラソンを走った。五輪、国体対応等で3年間休業とのことだったが、今年はコロナでどちらにしても開催できなかったなぁ。
 
 
徒歩でスタート地点まで移動する。途中のコンビニでトイレを拝借しながら、シリアルバーを調達。気のせいか、レジの方が無愛想💦
他の参加者もトイレを借りていたが、何も買わないで出ていく人もおり、……コンビニは公共のトイレではないので…ランナーの印象が悪くなってしまいますょぅ……
 
 
 
 
スタート地点
西蔵王ライン入口 08:05
天上の気温は下界と大体5℃くらい違う。今日は下界の最高気温が10℃なので、蔵王温泉は5℃以下が予想される。プラス風もある。
参加者の服装は様々だけど、流石に短パンは少数派かな。
 
 
スタート時間は過ぎてしまっていたので、全員が到着してすぐにスタート。
ステキな坂祭りの始まりである。
 
 
今回のペースノート
 
 
昨晩、睡眠時間を削って作成したホヤホヤだ。
初め登りは歩きを混ぜて計算したのだが、ゴール時間に間に合わなかったチュー
 
何度かペースを引き直してギリ間に合う計画になって完成!
だけど、…これ登り歩けないんじゃない?、登りも全部走らないと間に合わないゲロー.
 
おぉ。やっぱり辛い。
 
現実に戻って…
 
 登ります。
 
坂を
 登ります。
 
まだ
 登ります。
 
見えづらいが、蔵王温泉まで14キロ。
急登をゆっくり登る。昨年の本戦ではちょこ走りをしていたところだ。試走とはいえ、ここまでまずまずの手応え。
 
心拍を一定に保てるペースを探る。
登りは歩きと思っていたこともあったが、この大会の場合、登りっぱなしが20キロ続くのだから、いかに登りのスピードを上げることができるかが完走の肝になってくる。ちょこ走りでは生温いの…。
 
観音橋
 このあたりはご褒美の緩い下り。右手には山形市街地が広がっていて、夜景の綺麗なところです。。
 
虹のネットワーク6キロ 08:49 ▲5分
 どうやらお菓子屋さんのようだが、ランドマークにさせてもらっている。このあたりで一気登りは一旦お休みし、A1野草園までアップダウンが続く。
 
見通しのいい道。大きく下って
 また登る道。路面が濡れている。曇り空が残念だが、雨が上がっただけ良しとしなくては。
参加者は登りの途中で早々にバラけていて、遠くにひとり、ふたり。みんな速いなぁ。
 
冬といえば
 干し大根。干し柿を吊しているお宅もあった。
 
A1野草園9キロ 09:13 ▲5分
 ほぼ予定通りに野草園到着。エイドで生存確認。ナンバーカードもないので、名前で点呼である。
まだ序盤ということもあり、チョコひとつのみ頂いて出発した。
トイレはひとつ坂を越えた料金所跡の簡易トイレを使わせてもらった。
 
 観光シーズンにはひっきりなしにクルマが通るこの道も、いまは紅葉には遅く、まだまだスキーには早い、割と静かな西蔵王ライン。
 
西蔵王ラインの出口。
 右は山形市内から上がってくる道路。
温泉街へは左折である。
ここからは割とクルマが増えるというか、吹っ飛ばしていくクルマが多くなる。
 
行く手に雲が掛かっている。
 緩い登りが続いている。
 
樹氷橋
 
樹氷橋から傾斜を上げた道を温泉街へ。
 ここはもう観光客の領域。たまに追い越すときは距離を取ってね。
 
A2蔵王16キロ 10:15▲5分
 エイドは、ひとりじゃないんだ、と思う瞬間。
止まったとたん、体温が下がる。動かないと冷えてしまう。もっとゆっくりしたいけど長居は無用。お湯割りレモンが美味しかった。
 
温泉街からは九折の登り。
樹氷の泉 10:35
 Googleマップにも載っている湧水スポット。冷たいけど、ひとくち頂いた。

黒姫のスノーシェッド
 
最高地点 10:43
 ガーミンでは1038m
雪が舞う。ちらちら。ちらちら。
遠くから見たあの雲の下にいるのかな。
 
晴れていれば、朝日連峰が見えるのだが。
 最高地点からはまた急傾斜で下降する。
下りは楽チンだ。頑張らないでもそれなりのスピードが出るから。膝を痛めないようにオーバースピードと身体のバランスを意識して下る。途中で若者お一人をパスさせてもらった。今回、初めて人を追い越したかも。
 
早くも折り返してくるランナーを迎えはじめた。速いひとはやはり登りでもしっかりと走っている。
 
沢を渡り、一ヶ所登り返しがある。
 登り返しを越えるとまもなくエコーラインと合流し、下ると猿倉が見えた。


続く