ケンタッキーダービー

明日の朝はケンタッキーダービーが行われる。

日本時間で8時発走と、非常に観やすい時間で助かる。

ただ、これまでアメリカのレースはほとんど馬券を買ったことがない。

理由は、アメリカのダートはほとんどの競馬場が本当の「dirt」で土に近く、日本のサンド（砂）のダートとは様相が異なるからだ。

しかも先週の香港同様、今年は珍しく前日にかなりの量の雨が降っているらしい。

馬場状態はもちろんの事、チャーチルダウンズの元々のdirtの深さもよくわからないし、馬の能力も見極めが難しい。

わかっていることは、96年に距離が2000mに短縮されてからは、1800～1900mで施行される前哨戦から駒を進めてきた馬でほとんどが決着するという事だけ。

ただ今回は日本から、UAEダービーを勝ったフォーエバーヤングと日本でダートを2勝しているテーオーパスワードが参戦するので、応援馬券は買おうと思う。

一番人気は、前哨戦のフロリダダービーを1.48.2の好タイムで逃げ切り、2着馬に14馬身差を付けて圧勝したフィアースネスかと思ったが、20時30分の段階では僅差でフォーエバーヤングが1番人気だった。

フロリダダービーは相手が弱かった、と言う声もあるが、昨年のケンタッキーダービーを勝ったメイジの勝ちタイムが1.49.3で1秒以上も早い。

VTR映像ではガルフストリーム競馬場のダートは白っぽく見えるので、ひょっとすると日本のサンドに近いのかもしれなく、そうなるとかなりの好タイムと言っていいだろう。

先行できない時の脆さはあるらしいが、レースまでには1番人気になりそうだ。

3番人気はブルーグラスSを勝ったシェラレオネ。

勝ちタイムは1.50.0で、2着だったジャストアタッチに0.2差を付けている。

4戦して負けたのは、昨年のケンタッキーダービー馬メイジの全弟であるドーノックのみで、そのドーノックにはブルーグラスSで雪辱を果たしている。

直線の切れ味勝負の馬のようであるが、馬場が悪化して脚を取られなければこの馬も上位争いをしそうだ。

ただ、データがあまりないので、結局のところハッキリ言ってよくわからない。

何しろ、現在の日本とは異なり20頭と言う他頭数のレースである。

人気薄が飛び込んできても、まったく不思議ではない。

よくわからないレースを人気馬から買う、と言うのは一番カッコ悪い素人の馬券の買い方で、普通だったらスルーして買わないのだが、今回はフォーエバーヤングが勝つ可能性もかなりあるので、カッコ悪いのを承知で馬券を買うことにする。

◎フィアースネス

〇シェラレオネ

▲フォーエバーヤング

馬券は、フォーエバーヤングとテーオーパスワードの単複、馬連、ワイドと、フィアースネス、シェラレオネを加えた4頭の3連複4点、合計10点で勝負。