スタローンの人脈でスターが顔を揃える人気シリーズの最新作だ。

前作から10年経過しているため、メンバーもかなり入れ替わり、主役はスタローンからジェイソン・ステイサムに完全にシフトした感があった。

 

リビアの兵器工場が傭兵部隊に襲われ、核爆弾の発射コードが奪われてしまった。

バーニー(シルヴェスター・スタローン)とクリスマス(ジェイソン・ステイサム)はCIAのマーシュ(アンディ・ガルシア)の依頼を受け、エクスペンダブルズのメンバーを率いて現地に向かう。

マーシュは、この

依頼を受けた時、マーシュは傭兵部隊のバックに「オセロット」がいると告げた。

オセロットは、かつてバーニーがその正体を暴こうとしたが返り討ちにあい、その時に多くの部下を失っていた。

 

兵器工場に到着し、クリスマスたちは傭兵部隊を急襲するが、ラフマトをリーダーとする傭兵部隊は手強く、上空で援護をしていた輸送機が撃墜され、バーニーが犠牲となってしまい、ラフマトたちも取り逃がしてしまった。

エクスペンダブルズはアメリカに戻ったが、バーニーを救おうとしてラフマトを取り逃したクリスマスは部隊から外されてしまう。

代わりにリーダーとなったのは、クリスマスの恋人のジーナだった。

クリスマスはジーナに、自分を部隊に戻すように懇願するが、ジーナは許可をしない。

仕方なくクリスマスは、自分のナイフをジーナに託した。

 

ラフマトたちは核爆弾と発射コードを乗せた船に乗り、東南アジアから日本海を通ってロシアの海域に向かっていた。

ロシア海域内でアメリカによる核攻撃に見せかけて、爆弾を爆発させようとしていたのだ。

その情報を掴んだエクスペンダブルズは、マーシュとともに船に潜入を試みる。

しかしこの潜入作戦はラフマトたちに漏れており、全員が捕らえられてしまった。

ラフマトたちは、マーシュとの人質交換で、オセロットの顔を知っているテロリストの開放を要求してきた。

その頃クリスマスは、かつてのバーニーの仲間であったデーシャ(トニー・ジャー)を尋ね、彼の助けを借り単身船への潜入を試みていた。

 

後から調べたのが、今回はスタローンが脚本に参加していない。

そのためか、ストーリーはこれまで以上に雑な感じだった。

一応、どんでん返し的な構成になってはいるが、ストーリーの途中からラストが完全に丸見えになっている。

ただ、このシリーズのキモは「アクション」である。

これまでの3作のクライマックスシーンは必ず紛争地の戦場で、毎回同じようなガンアクションだった。

それが今回は船上でのバトルになっており、これまでとはやや趣きが異なっていた。

それでも似たような作品はいくらでもあるため、目新しさが強いという訳ではないが、メインがジェイソン・ステイサムになっていることも含め、前3作からリブートするのかな、と言う期待感は感じられた。

 

シリーズを復習した4日前の時にも書いたが、これからDCUやMCUに出演した役者たちを抜擢したリブート作品を作って欲しい、と言う感じもした。

 

 

7.エクスペンダブルズ ニューブラッド



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