HPのターゲットをしっかり決めよう|商用サイトを作りたい人へ | アメブロでできるホームページ講座

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アメブロの中で実践してホームページ作りが学べる!
初心者が教える初心者のためのHP講座です。

HPを作る目的ってそれぞれあると思うんですけど、個人で通販サイトやお店紹介など、いわゆる商用でホームページやブログを作りたい人へホームページを作る前に知っておかなければいけない大事な事を書いていきます。

個人で商用サイトを作りたい&作ってる人へ

インターネット!!

美容室、飲食店、お洋服屋さん、などなど。インターネット上でお店(会社)のサイトを作る方は、インターネットが爆発的に普及してからものすごく増えましたね!大きな会社でしたらホームページなんて当たり前でそれなりの知識ももちあわせていると思います。では、個人でやってる方はどうでしょう。

私が思うホームページ作った事が無い人の認識

ホームページを作るのにはお金がかかるし、「無料 ホームページ作成」など書いてあるサイトに登録して、テキストに入力したら簡単にホームページは作れるんでしょ?

後はSEO会社っていうのにに頼んでGoogleで検索して上の方にサイトが表示されるようになればお客さんは沢山くるんでしょ?

そう簡単に思う方がけっこう多いかと思います。たしかにSEO会社に頼んで、検索順位が上がれば訪問者は増えると思います。でも、「訪問者を増やす事」は、そのホームページの目標ではなくてその過程ですよね?

「訪問者を増やす事」も大事なのですが、目標を達成するためには色々な知識と対策が必要になってきます。

商用サイトを作るならば目標をしっかりしましょう

通販サイトを作るのであればそのサイトの目標は「商品を購入してもらう」事ですよね。お店の紹介サイトでしたら「お店に来店してもらう」事じゃないでしょうか。

まず、はじめにその「目標」をしっかり確認してください。それが一番重要で、ぶれないものにするべきだと思います。

その「目標」を確認した後に目標に対する「ターゲット」を明確にしてください。

ターゲットを明確にすることとは

あなた」が「どのような人に向けて」あなたの「目標」を向けるかという事で、「どのような人」というのを細かく絞って、しっかり把握する事です。

どうしてそんな事をしなければいけないの?どうやってそのターゲットを決めればいいの?そんな人のためにターゲットを明確することについてちょっと詳しく書いてみますね。

ターゲットを明確にすることは何で必要?

ネットショップを始めようと思います!レディースファッションのお店です!

いろんな人に来てもらって沢山お洋服が売れるように、いろんなジャンルのお洋服をとり入れたショップを作ろうと思います!

こんな感じに思う人がいたとします。たくさんの人に来てもらいたいと思うのは良いですが、「レディースファッション」の競争率ってすごい高いと思います・・。

幅広い人に受け入れられるためには、それぞれ違うジャンルの人全てに対応していった大規模なサイトが必要になってきます。

そして、そのような大規模なサイトを作るには費用が沢山かかります。それに、大手の企業さんの方が信頼度が高いので、同じ商品を扱っているサイトならば、そっちで買っちゃいますよね・・。

大手の企業さんよりも良いサイトと思われるためにはサイトのサービスなんかも考えなきゃいけないと思うのですが、何せいろんなジャンルの方が来られますからそれぞれ考えたり、実現させるために費用もかかって大変です。個人の方ではちょっと無理ですよね・・。

そこで、ターゲットを絞っていけば、そのターゲットの人にとっての「良いサイト」というのが考えやすいし、大手の会社さんがやってないような自分だけのサービス」というのも見つけやすいと思います。

上手なターゲットを絞る方法

年代や性別、職業などによって、好まれるサイトや、インターネット上の行動なんかも変わってきます。

そんないろんな人の事なんてわかりませんよね・・。そこで、自分の周りに多くいる人(実際にお店を持ってる方ならそのお客さんを中心に)をターゲットにしちゃいましょう!

ターゲティング

例えば、自分でお店を持っている方がいるとします。そこで、接客中の会話に「どんなお仕事をされいる」とか「携帯派?パソコン派?」など聞いてみましょう。また、アンケートができる様であればしてみて下さい。

その結果、お店に多いのは「20代前半の女性」だとします。その中のアンケートで、お仕事はOLさん、インターネットはスマートフォンが中心で、ガーリーな感じの趣味の人が多かったです。

多かった結果をメインターゲットにします。そうすることで、ホームページのデザインや機能など、そのメインターゲットに合ったサイトを考えていけると思います。

また、周りにメインターゲット層の方が多くいることで、そのタイプの人の情報収集もやりやすくなると思います。

「アメブロでできるホームページ講座」に例えてみると・・

商用サイトではないのですが、わたしのブログ「アメブロでできるホームページ講座」の利用者さんへの目標は、「ホームページ作りを学んでもらう」事です。「ホームページ作り」といっても、様々なお勉強内容があり、どこから記事を書いていけばわかりません。そこでわたしなりにターゲット(利用者)を絞ってみました。

わたしのブログのターゲットの絞り方

わたしなりのターゲットを絞った図

画像の右の図の様にメインのターゲットを「ホームページが作りたい初心者の中高生」まで絞りました。この絞ったターゲットから、コンセプトを箇条書きしてみました。

このようにターゲット&コンセプトを明確にする事によってどんな記事を書いていけばいいのか見えてきますね。ブログのデザインも、ターゲットを明確にすることによってどのようなものにすればいいのかも考えれます。(ちょっと幼すぎたかもしれませんが・・)

ターゲットが明確じゃない場合だと・・・

私のブログが目標の「ホームページ作りを学んでもらう」事だけあって、ターゲット層が不安定だとこのようなブログができあがってしまうかもしれません。

ターゲット層が不安定な場合の私のブログイメージ

ちょっとやりすぎ?!ってくらいおかしなブログになっていますがw

まず、右側の「New Entry」ってところにホームページの初心者向けの記事と上級者向けの記事がまじってます。「リンクの貼り方」から「配列関数」いう記事があります。「???」ですよね。これでは初心者の方は難しいページっぽくて読む気にはならないかもしれません。

上級者の方からみても、「ホームページ」という表現方法は無いと思われるかもしれないし、(上級者の方はWebページっていうのがあたりまえらしいです。一般の人がいう、ホームページの正式な呼び方です。)「リンクの貼り方」はもう何年も前に覚えたよ、って感じだと思います。

サイトデザインも、この場合無駄にターゲットが限定されてしまって、「大人のカッチリした男性向け」になってしまってます。

こんなブログだったら、検索したりしてせっかく訪れてくれた人もすぐ帰っちゃいますよね。そして二度と訪問してくれないかもしれません。

ターゲットに合わせたサイトの「見出し」選び

例えばわたしのブログ記事の「リンクの貼り方|アメブロではじめてのHTML」のタイトルが、「アンカー要素としてマークアップする方法」でしたらどうでしょう。

リンクの貼り方がアンカー要素のマークアップする方法だった時のイメージ

意味としては両方同じなのですが、「アンカー要素」や「マークアップ」なんて普段使わないですよね。

「リンクの貼り方」を知りたい人は初心者の方だと思うのですが、このような記事のタイトルだったら、初心者の方からしたら「???」ですよね。読む気も失せちゃいます。

見て欲しい人に合わせた言葉で表現してあげる事も大切です。

個人で商用サイトがしたい人に伝えたいこと

個人の趣味でやっている様なサイトやブログでしたら全然良いのですが、商用でやられる方は目標を達成する事が最重要ですよね。

特に個人でやってる方は時間も費用も大手の会社なんかと比べたら限られてくると思うので、ある程度知識をつけてからではないと時間と費用の無駄使いになってしまうかもしれません。

二兎追うものは一兎をも得ず

あれもこれもむやみにとりこんだら利用者さんからしたら訳のわからない不信なサイトになってしまうので気をつけたいですね!(わたしも気をつけます)

関連リンク

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