この楽譜にはミスがあります。
あなたは気づけますか
印刷ミスではなさそうだから
書き忘れかな
これに気づいてからは
これを生かして
生徒さんたちには
「どこが違うでしょうか」
って間違い探しをしてもらっています
これ、意外と難しいみたい。
ピアノを弾くときには
普段まったく意識しないところ
といっても過言ではないかも
正解は
左のページの２段目、３段目には
一番左に書いているにょろにょろがない
探して探して
やっと自分で見つけられた時の
ニッコニコ笑顔が可愛い
この楽譜の抜けていたのは
赤で書いたところ
この赤いにょろにょろと
ト音記号とヘ音記号が書いている
五線譜（五本の横棒が書いている楽譜）の
２つの組み合わせを
大譜表といいます。
上の段のト音記号が書いている五線譜と
下の段のヘ音記号が書いている五線譜のところのメロディーを
同時に弾いてくださいね。
という印。
だからにょろにょろで繋がっているんです
ピアノを弾いているあなたにとっては
にょろにょろがなくても
「当たり前」のことかもしれません
でも、知らない人が見ると
もしかしたら
上の段（ト音記号）を先に弾いて
その後に下の段（ヘ音記号）を弾いてしまうかもしれませんね
大譜表は
ピアノなどの鍵盤楽器やハープなど
音域が広い楽器に使われる書き方です
生徒ちゃんには
楽譜の足りなかったところを
自分で書き足してもらいました。
「（書くの）難しい～」
「あ、なんか、顏みた～い」
ってYちゃん。
確かに
人間の横顏みたいにも見えるね
（ちょろっと出ている部分が鼻）
楽譜間違えのおかげで
大譜表のことを知り
記憶にも残ってくれたんじゃないかなぁ
ちょっとしたことの積み重ね
ピアノを弾くだけじゃなくて
日頃からいろんなことを意識して
自分で気づいていてってもらいたい。
幅広く音楽のことを知っていってもらいたい。
そして
広い視野で見れるようになってもらいたいな
ピアノに限らずね
生徒さんたちの笑顔が私の原動力
水谷紘子ピアノ教室は
弾く前も弾いたあとも楽しいピアノ教室
楽しみながら「弾けた」「出来るようになった」を積み重ねていく。
だから自信がつきます
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