テクニック曲を弾いていたK君。
弾き終わると不思議そうな顔
「家のピアノからは
聴こえない音がする・・・」
そう、聴こえたね
その音は倍音っていいます
実は
ピアノの鍵盤をおさえると
おさえた音と
それ以外にも
その音の周波数の整数倍の音が
微かながら
同時に響いているのです
それが倍音
話が少し難しいですよね
この周波数データなどは、私も苦手
簡単に説明します
下の写真を見てください。
○のドの音をならすと
９つの音が
同時に響いていることになります。
びっくりしますよね
普段演奏していると聴こえないですが
実は響きの中に混ざっているのです
K君は今回
いつもとは少し違う弾き方をしました🎹
今回弾いたテクニック曲の
演奏方法だと
ならしていないはずの音が
響いて聴こえてくるのです
まず
音をならさずに鍵盤をおさえます。
これ
慣れるまでは結構難しい
ピアノは
鍵盤がある程度の速度で下がれば
音が出る仕組みです
ですから
そ～っと鍵盤をおさえます
そして
音をならさずにおさえた指はそのまま
おさえ続けます。
その状態のそのまま
他の音を弾きます。
すると
不思議なことに
ならしていない音が聴こえる
これ
気づかない子もいます。
K君は、ピアノの響きをよく聴きながら弾けています
残念ながら
電子ピアノでは倍音はなりません
K君はこのことに
興味をもってくれたので
倍音で遊んでみました
湯山昭さんは私が好きな作曲家の1人
とても素敵な曲を
たくさん作られています
水谷紘子ピアノ教室では
ただピアノを弾くだけでなく
このようなピアノの色々な秘密
も
伝えていっています
生徒さんたちの笑顔が私の原動力
水谷紘子ピアノ教室は
弾く前も弾いたあとも楽しいピアノ教室
楽しみながら「弾けた」「出来るようになった」を積み重ねていく。
だから自信がつきます
一緒にピアノを楽しみましょう
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