新書86:天才エリートも大変なんですね | 城人のブログ

城人のブログ

ブログの説明を入力します。

岸宣仁『財務省のワル』 新潮社新書916

 

省庁の中の省庁。

東大法学部卒のみが出世できる財務省(旧大蔵省)において

どのような人物が、どのようなコースを経て出世していくのか、

その過程とメカニズム?を分析。

 

超進学校から東大法学部に入り、

さらに難関の試験を突破して財務省へ。

 

そして入省後も、熾烈な出世争いを経て

トップの事務次官を目指す戦い。

 

頭の良い天才も、死ぬまで競争にさらされ、

たった一人、次官になった人のみが称えられる!?

 

大変だ・・・

 

まあしかしそんな天才達が、ああだこうだ言いながら

作った予算や税制で、我々庶民は幸せになれただろうか?

世の中がよくなっただろうか?

 

国債という国の財政は借金まみれ・・・。

借金してやりくりしていいなら私でもできる!?

 

結局、日本で一番頭が良いとされる!?人達が作る仕組みやルールなど、

庶民には分からないから、生活が良くならないのではないだろうか!?

 

それにしてもエリートにはエリートのつらさがあり、

庶民には庶民の大変さがある。

 

人間って面白い!!