http://www.sankei.com/affairs/news/170731/afr1707310016-n1.html
被害者の声優志望の女性の心身が心配になる、ひどい話だ。報道の通りだったら、容疑者は
余罪もあるらしいから、常習性もうかがえ、悪質極まりない。
無能な者が、有能な者を、暴力・脅しで食い物にする《社会的矛盾》の、もっとも露骨で醜い形が《芸能界》にあることが、よくわかる。
本来、言論や行政、司法立法が、そんな《社会的矛盾》を改めていかなければならない筈だが。
〔芸能界トラブル関連〕
芸能界での他のトラブルへの一判決に関するTweetsをRetweetした、私のTwitterAccountのPage。https://mobile.twitter.com/nara_matsumuraここで扱っている『（芸能人への事務所からの賠償請求を容認してしまった）判決』が出たことによって、『その種の（事務所など手配師的「上層部」からの手酷い）請求』が、
『今回の逮捕事例のような、事務所（社長）からの、（逮捕に値する）不当請求』と、
どう違うか（？）の咄嗟の見極めが、より難しくなってしまった印象がある。
（
〔｛本ブログ記事タイトルの件とは｝また異なる案件の記事。9月追加〕弁護士ドットコム。
【『武井咲さん「10億円違約金報道」』《芸能人に対する違約金請求》への批判的見解。
◇日本エンターテイナーライツ協会(ＥＲＡ)が声明で、違約金報道での金額を否定、
このような報道がタレントたちへの圧力になりかねない、と批判。
◇橋本智子弁護士の指摘
「事実とすれば法的に大変に問題のある契約」「タレント側の不利益が大きすぎる。公序良俗に反する契約は無効」】
https://secure.softbank.ne.jp/secure.mobile.yahoo.co.jp/p/news/news/view/20170909-00006645-bengocom-soci.html）〔関連〕Ｑ＆Ａ『社会矛盾』https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1086636730私の論評では、２番目の答に近い意味で、この語を使ってますね。（個々の人格の問題としても対処し得るのかもしれないが、構造的な問題として対処し得る面もあろう。）
『社会矛盾』は芸能界に於いても、色々なレベル、局面で存在し得るだろう。
この逮捕のような件があると、芸能界の他の局面
（雇用・演出などの指示系統での関係や、待遇・論評等での公平性、同業者内での《序列》や役割分担etc）
にも批判的な視点が強まり、
収益・芸術性を楯に取った『正当性』も字面通りには受け取れない感じにさえなる。
（それらの『正当性』をひっぺがす殆ど確定的実例は、〔『芸能界』に限らず〕もう幾つも見聞きしているが。）
（ 8月9月加筆）