ミャンマー巡り-(入れ墨をしたチン族) | かっちゃんのブログ

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2017年12月25・26日

 

旅行内容

12月24日 成田空港→ヤンゴン空港 ヤンゴン泊

12月25日 ヤンゴン空港→ニャウンウー空港(バガン)

          ニャウンウー空港→カンペットレット村

          The Floral Breeze Hotel 泊

12月26日 カンペットレット村⇔ビクトリア山登山口 車移動 

           登山口⇔ビクトリア山 トレッキング

          チン族との出会い

           The Floral Breeze Hotel 泊

 12月27日 カンパレット→バガン 車移動

               バガン観光

           ニャウンウー空港→ヤンゴン空港

12月28日 ヤンゴン観光

           ヤンゴン空港→成田空港

12月29日 成田空港着 

 

今回、ミャンマーを選んだ理由として

・ビクトリア山をトレッキングする事

・チン族に会う事

・チン族の子供達に文房具を渡す事

・バガンの夕日、朝日を見る事

・物価が安い事 

・東南アジアで治安が良い事     

等でミャンマーを選択。

 

 

ミャンマーは、7地方域、7州、1連邦領から構成されています。

 

 

そして、人口の7割を占めるビルマ族を中心にして大きく8つの部族、全体で135に及ぶ民族が存在します。

それぞれの部族は、それぞれの州そして文化を持っています。

 

 

 

今回登ったビクトリア山は、チン州に位置する山でその地域に暮らす民族で、女性の顔に入れ墨しているチン族に興味を惹かれました。

 

チン族は、ミャンマーとインドとの国境に沿って南北に延びるアラカン山脈で暮らし、ミャンマーのチン丘陵とインドのルシャイ丘陵に数多く暮らしています。

チン州には、9つの行政区があり、その居住ごとに言語や習慣が違っており、北部に27種類、南部に12種類、バレタとダレットマイに8種類、その他で5種類、合計52種類の支族に区分されるそうです。

チン州に住む人々は自分たちをチンとは呼ばず、それぞれの部族の名前で呼ぶらしいです。

元々チン州にはそこに住む人たち全体を統括する名前はなかったそうで、山岳に住む人々が籠をかついで険しい山道を歩いているのを見てビルマ族がビルマ語の籠(かご)を意味する「チン」という言葉を使ったのが名前の由来といわれるそうです。

 

顔に入れ墨をする理由は諸説あるそうですが、昔、他の村から連れ去らわれないようにする為、顔を醜くしたという説があるそうです。

 

チン族へは、2日間に渡り訪れました。

25日のニャウンウー空港からカンペットレット村へ向かう途中にある村へ

 

 

 

庭先には、普通のようにバナナが実がありました。バナナ

 

 

これがチン州にある住宅ですが、今から思うと少し貧しい家庭だと思います。

 

少し奥に行った場所で、この女性を紹介されました。

今まで、見た入れ墨とは違って驚きました。

 

67歳である彼女の顔が真っ黒になっています。

場所によって、習慣、言葉、入れ墨の模様が違うようです。

紹介されて間もなく、「写真撮ってもいいですよ」と言われて戸惑いました。

最初、カメラを向けるとお互い緊張し合ったため、顔に笑顔がありませんでした。

 

スマイル!スマイル!とこちらが笑うと微笑んでくれました。

横にいる女の子は、お孫さんかなぁ。

ガイドさんが言うには、チン族のナラという支族ということでした。

※スマフォで撮影したので、画質が悪いです。

 

「キンマの実」

噛んでいると渋みや清涼感があるみたいで、舌が酔ったような感覚になるそうです。

タバコやアルコールみたいな依存症もあるみたいです。

噛み続けると唾液が紅く染まり、段々と歯が黒くなるそうです。

チン族ガイドの「レンナ」の歯も真っ黒でした。ママ

 

私も少し噛んでみましたが、噛んだものが粗悪だったのか分かりませんが、粉っぽく苦くて吐き捨てました。ペッ

 

日本語ガイドさん曰く、これが「チン族の犬」という事らしいです。

 

少し毛並が違う感じがしますが・・・

近寄って写真を撮ろうとするが、ビクビクして怖がって逃げて行きました。

写真を見て気が付いた。尾っぽを丸めていたので相当怖がっていたんだろうなぁ~。

 

すぐ近くの小学校を覗いて見ました。

 

新しい校舎

 

古い校舎

 

26日、ビクトリア山からのホテルへ帰る途中のある村へ。

 

至る場所にチン族が暮らしています。

 

 

あるお宅の前を通りかかると・・・

 

子供が遊んでいた

 

「知らない外人がいるなぁ~」と思っている子供。

 

興味深々で後をついて来たので、お菓子(キットカット)をあげました。

 

桜が咲いていました。

ミャンマーで桜を見るなんて不思議でした。

 

 

こちらは、コーヒーの実がなっていました。

 

 

2件目のお宅訪問。

 

写真では分かり難いですが、薄く刺青が入っています。

ちなみに、白玉はチン族の浮遊霊では無く「土ホコリ」です。

 

 

少し歩いてある建物を紹介してくれました。

 

「教会」

ミャンマーは人口の90%が仏教徒といわれる仏教の国ですが、それ以外にもキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教が伝わる前からある精霊信仰、ナッ信仰もあるそうです。

 

「図書館」

ここが閲覧室でしたが、中は空っぽだったので不思議でした。

 

その隣に、本の保管室がありました。

 

その建物より下った場所に行き、大昔のチン族の大富豪のお墓に連れて行ってくれました。

 

しかし、誰も管理している人がおらず、挙句の果てに、材料置場・子供の遊び場になっていました。*ぁ ザンネン…。

 

3件目のお宅訪問。

この建物は「チン族の資料館」です。

 

チン族には、場所ごとに入れ墨の模様、言葉、習慣が違います。

それぞれの入れ墨の模様の写真です。

 

タバコを吸う女性。この後お会いしました。

 

牛の角

 

入れ墨するための道具が、この「トゲ」だそうです。

 

この一片で顔をチクチク刺して傷をつけるそうです。

触ってみるとかなり固く、刺してみると痛かったです。ぐすん

 

先程の「資料館」でこの村の偉い方「牧師」(赤丸)と打ち合わせをしました。

人数が何人いるか分からなかったので、どのように文房具を配分すれば良いか決めて頂きました。

 

チン族のガイドさんが小学校の高学年にノートや鉛筆のセットを渡している様子。

ちなみに、ミャンマーの小学生は、日本とは違い10歳までで、11歳からは中学生になるみたいです。(※もっと詳しく聞いておけば良かった)

 

 

 

渡したセットは、ノート・鉛筆・鉛筆削り・4色ボールペン・可愛い消しゴム・お菓子です。

そのほか、ゴムふーせん、色鉛筆、クレヨン等です。

お菓子が一番喜ばれると思いましたが、食べたらオシマイなので、教育に役立てる物を持って行きました。この旅行で、この荷物が一番重かったので、荷物が少なくなって楽になりました。楽ちん

 

 

そして最後に、子供たちが感謝の表現として、握手をして欲しいと言われたので握手をしている様子ですが、子供たちに笑顔が無いのが残念でした。

 

 

その後、写真で見たタバコを吸う女性と。

葉っぱを詰めている場所(赤丸)に火を付けてタバコを吸います。

 

こちらの入れ墨模様も見た事が無いデザインでした。

 

最後の4件目のお宅訪問。

 

民族衣装に着替えてもらい、記念写真。写真部

愛嬌のある女性で絶えず笑顔でした。

 

先程のダイ民族との入れ墨の違いが分かりませんでした。

 

違いは、クシを刺していたことでしょうか?

 

ちなみに、写真撮影する代わりのチップ代として、それぞれ3,000K渡しました。

 

「出会った動物たち」

 

この犬が一番人懐っこい犬でした。

 

避妊手術をしていないせいか、子犬が多かったです。

 

 

放し飼いしているニワトリはの色は、とても鮮やかな色でした。

 

 

 

この後、カンペットレットのホテルへ

 

 

続く