口巻きの前に、糸を巻く部分を切り出しナイフでキシャギます。

 

 

 

そして、キシャイだところに絹糸を使って口巻きをします。

 

径が太い握りは、256デニールの絹スガ糸を巻きます。

 

そして、他の細い竹は絹ミシン糸の50番の赤い糸を巻きます。

 

漆を塗ると糸が締まってくるので、糸をきつく巻く必要はないです。

 

それよりも無巻いた糸の間隔が同じになるようにします。

 

巻き終えた後に、ビンのようなつるっとしたものでゴシゴシ軽くこすると良い間隔になりますよ。

 

 

 

この後は、竹への糸の密着をさせるために糸極めを行います。

 

極め漆を塗ってから、極め木を使ってこすり、そのあと余分の漆を紙でふき取ります。

 

そして、漆室に入れて乾燥した写真です。

 

 

 

次回から、漆を塗っていきます。