雨あがりのステップ 長男の体調と学校 | ameagari-no-suteppu ~ もう一つの空の下で

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雨あがりのステップは、長男が転校しようか悩んでいたときに、やさしく背中を押してくれた歌でした。
保護者として、子供が戸惑ったり、迷ったりしながらも、新しい道を歩んでいく姿を支えています。慢性腎炎の治療等について、綴っていきます。

 皆さん、こんばんは。ameagari-no-suteppuです。
 いつも読んでいただいてありがとうございます。感謝キラキラ
 ブログの立ち寄りやメッセージ、コメントを頂いて、ありがとうございますニコニコ 

 今日は、中学3年生の長男の体調と学校について、綴っていきたいと思います。
 
初めに長男の近況報告です。
 9月中旬に、学習文化発表会も終わった(長男は参加せず)ので、教室の雰囲気や体調によっては、休み明けから給食を食べて帰ってくるかもと期待を抱いていたのでした。しかし、長男の様子に違和感があったので、ある医療機関を受診したところ、長男の耳の内リンパに水が溜まっていることなどが判明したのでした。
 
 昨年度、長男が感じている聴覚過敏などの症状について、不登校生徒や心身症の診察を行っている医療機関(リンクあり)に相談した際には、「長男の感じ方の問題」とされたのですが、もう少し丁寧な問診と説明をしてくださる、的確な医師に相談すべきだったと後悔(;一_一)
 
 現在でも、長男は、めまいの症状がおさまっていなかったり、学校の授業が受けられなかったりする状態なので、しばらくブログをお休みしたいと思います。
 
 

 続いて、お休み前の最後の記事として、以前、療養中の長男が、"学校"に対しての思いを文章にしたことがありましたので、ご紹介させていただきます。題名は”学校”です。

 

  私は病気をかかえていて、その状況が辛く、学校にあまり行くことができていなかったり、早退したりしています。そのようなこともあって、私は授業に積極的に参加できず、良い成績をつけてもらいにくくなっています。しかし、宮城県の公立高校の入試では中学校の先生方がつける評定をとても重視しているので、私はできる限り授業に行こうとします。それでも、やはり薬の副作用や感染症に気をつけて授業を受けるのが辛く、特に実技教科や事情を考慮されない教科担当の先生からは、良い成績はつけてもらえません。このままでは将来の夢を叶えることができなくなってしまうのではないかと心配しています。私たち生徒には教育を受ける権利があるはずです。しかし、私は病気でその権利を行使できないのではないかと感じています。このように教育を受ける権利を行使したくても、できない生徒は全国にたくさんいると思います。

 

  私は、先日、尾木直樹氏の記事をインターネットで読みました。そこで尾木氏は「教育機会確保法」について取り上げていました。この法律は教育を受けられない生徒に教育を受けるための施策を国や自治体に義務付けたものです。しかし、その機会を確保するための具体的な支援策はこれから考えられていくようです。

 

  私はこの法律ができたことでとても元気づけられました。なぜなら、この法律では私のような教育を受けられない生徒にも教育を受ける権利の行使のための機会を与えてくれるというものだからです。しかし同時にその法律を利用して権利を行使して中学校で教育を受けても、病気で出席日数等の不足を理由に評定に差をつけられてしまっては意味が薄れてしまうと考えました。それでは結局より高等な教育を受ける権利を奪われてしまっていることになると思うからです。そして、それは人権の基本的な考え方である平等が損なわれてしまっているといえます。だから私は、今後一人でも多くの生徒が教育を受ける権利を行使できるようにするためにも、話し合いながら、一人ひとりの権利を尊重した教育体制をつくっていくことが必要だと思いました。

 

 
 
 最後に、一度アメンバーをリセットさせていただきたいと思います。あらためてお声がけさせていただきますm(_ _)m
 今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたニコニコ