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ポポ子です。
数年前に大手資格学校に通学。
1年目 学科合格、製図不合格
2年目 製図合格
何か一つでもお役に立てれば嬉しいです。
"一級建築士試験"でテーマ分けしてます。
※ 記載内容は、現在は変更になっている可能性もあります。最終的には必ずご自身で試験元の情報をご確認ください。
一級建築士製図試験 2年目以降の方に向けた内容です。
課題発表までにしていた事
- エスキスを完璧にする
- 記述を完璧にする
- テキストの内容を全て頭に入れる
- 作図スピードを上げる
4番、作図のお話です
以下は、時間のある方のみお付き合いください。
今回は、作図についてです。
7月の課題発表までに、出来る限り作図スピードを上げておきます
2年目に道具の見直しをしました。
作図スピードを上げるために何を使うかも大切ですが、同時に何を使わないかも大切です。
道具の持ち替え時間でさえ惜しいです。
最終的に使用した筆記用具は、
・0.7ミリの製図用シャープペン
作図は終始これ1本
芯の太さの使い分けはやめました。
0.7ミリで筆圧を変えて作図。
芯の濃さはB、
(濃い図面が好み、2Bは擦れて真っ黒)
グリップを付けました。
グリップで手の痛みと疲労がかなり軽減されました。
・通常消しゴム+薄型消しゴム
通常タイプの消しゴムに加えて、
細かい部分用に薄型タイプを買いました。
・持ち手付き三角定規
資格学校のオリジナル品です。
バンコと迷いましたが、
バンコより小ぶりで動かしやすく
ガシガシ使えます。
大きな物より小さい物の方が
早く動かせて小回りが効きます。
持ち手と本体は、接着剤で付けました。
・三角定規(30°60°)
通り芯を書く時のみ使用。
②フリーハンドを試す
一度試したら、楽さにびっくり
最終的にフリーハンドに落ち着きました。
使わないものに、一部平行定規も追加
平行定規を何度も動かしていたら、時間がかかります。
動かすのは、平面図の通り芯・柱・延焼ライン、断面図を書く時のみにしました。
(もし終始使うとしても、動かすのは最小限が良いのでしょう)
持ち手付き三角定規を使うのは、
壁芯、避難経路、延焼ライン。
壁も含めて、他は全てフリーハンドにしました。
本当に楽です。
フリーハンドにする前は、作図前 "これから書くのか…嫌だな"と毎回思っていて
疲れるので、本当に嫌でした。
人によると思いますが、フリーハンドにして負担が大幅に減りました。
「綺麗な図面を書いて」と要求はありませんので、楽な方がいいですよね
私の場合は、フリーハンドの方が作図時間が若干短縮されました。
「④とにかく書く」にも繋がりますが、
負担が減れば、書き始めるまでのハードルが下がります。
③作図順を固定する
2年目は作図順も作戦を立てました。
まずは、失格を回避する図面を仕上げることを優先します。
作図順を固定して、考えて手が止まる時間や、抜けが無いように練習しました。
もし、本番にトラブルで時間が無くなった際にも、失格回避図面さえ仕上げれば、チャンスがあるかも
私の作図順は、
・面積表
・基準線、寸法(平面、断面)
・柱
・壁芯、開口部 ←エスキス用紙見ながら
・壁 ←エスキス用紙見ない
・駐車場、テラス等の外構
・文字入れ(室名、室面積)
・断面図
・法令関係
(防火設備、延焼ライン、避難経路等)
・必ず書くよう要求があるもの
ーーーー ここで一度チェックを入れます
(最後に課題文と図面を照らし合わせてチェックしますが、失格になる項目のチェックをここでします)
読み取りの際のマーキングも、失格になる項目と減点で済む項目を分けておくと見やすいです。
蛍光ペンを使い、太さを変えてマーキングしていました。
色で分けるよりも時短です。
これで、失格回避の図面ができました
この先は減点で済むと思われる項目です。
・衛生器具
・家具、植栽
・他、図面の密度を上げるもの
最後にチェックをして完成です
④とにかく書く
やはり練習した分だけ成果が出る思います。
練習用の図面は、必ずしも完成させる必要はありません。
苦手な所に時間をあてます。
例えば、文字入れの時間がもったいないので、室名は入れないで、躯体の練習にあてるなどです。
作図練習はメンタル的にも体力的にもハードですが、少しでも自分に合った方法で、時間短縮できると良いですね
挑戦する皆様が、