ご訪問ありがとうございますびっくりマーク
ポポ子です。

こちらは一級建築士試験のお話です。

数年前に
大手資格学校に通学。

🔰二級建築士免許なし、
🔰建築知識ほぼゼロで通学。

1年目  学科合格、製図不合格
2年目  製図合格      

にっこり

何か一つでもお役に立てれば嬉しいです。
"一級建築士試験"でテーマ分けしてます。

 記載内容は、現在は変更になっている可能性もあります。最終的には必ずご自身で試験元の情報をご確認ください。





 

一級建築士製図試験 2年目以降の方に向けた内容です。

本番での失敗を減らすため、失敗ノート(練習課題でのミスをまとめたもの)を作っていました星




以下は、時間のある方のみお付き合いください。

















※ 建築の初心者であることは初めにお断りしておきます。



製図2年目、失敗ノートを作っていました。

ミス履歴を課題毎にまとめます。




製図課題は明確な正誤のある学科と違って、見直しをしにくいです。




失敗ノートは、

①同じミスを繰り返さない為の対策をする

②過去のミスを見直しする

ことを目的としました。




採点後、

  • 読み取り
  • エスキス
  • 作図

に分けて、ミスを書き出します。


その下に色ペンで失敗した理由対策、改善点を書いていきます。


二度と同じ失敗をしない為にはどうしたら良いのか、足りない知識は何か、など。




私は二級建築士試験の経験がありませんので、製図試験は全くの初心者でした。




製図講義のオリエンテーションで初めて試験問題を目にして、レベルの高さに愕然としました。

恥ずかしながら、初めての平行定規に、使い方を検索しましたし、勾配定規の説明書を読んでいたレベルです滝汗笑




失敗ノートの一部を公開しますが、

ミスのレベルが低いことは笑ってください泣き笑いこっそりでお願いしますアセアセ




▶︎読み取り

  • 室面積指定「〇㎡以上」の「以上」を見逃した(「約」と思い込み)
  →読み取りの際は「以上」を丸で囲む

  近年は「以上」が多いようですね


▶︎エスキス

  • ◎◎室の面積想定ミス

  →(○㎡/人×○人)+△△スペース〇㎡ 必要


  • エントランスホール吹抜けの面積不足(○㎡以上指定あり)

  →吹抜け計画後、1階の一部を風除室としたため吹抜け面積が不足した。吹抜け○㎡以上指定の時は、風除室分を考慮する。


  • 中廊下 幅2.5mで計画
  →柱型がない場合は、幅2m(有効幅員1.6m+両側壁厚0.2m=芯-芯で1.8m以上必要)でOK。解答用紙のマス目を使うので、芯-芯は0.5m単位。)
最小値とすれば、平面計画の自由度UP。
 ※廊下の有効幅員は用途等により異なります


  • 地下1階の階高が3.5mで不足(受水槽室を計画)
  →点検のため、受水槽の上部100cm、下部60cmのメンテスペースが必要。

水槽基礎600+受水槽高さ2000+上部1000+1階スラブ厚さ200=3800mm

最低でも3.8m必要。


  • (耐力壁指定の課題で)開口部を設けたい部分が耐力壁と重なり、公園への眺望が十分に取れなかった
  →センターコアにして、コア周辺に耐力壁を確保


  • 立体駐車場を敷地条件の悪い方に配置して、平面計画がまとまらなかった(立体駐車場は敷地条件の悪い方に配置するという思い込みがあった)

  →今回は平面計画が限定される階があったため、そちらを優先し、その後に立体駐車場を配置する必要があった



▶︎作図

  • (いつもと違う作図の指示があり)◎◎を書き忘れた
  →見慣れない指示は、読み取りのマーキングを青色にしてチェック漏れ防止




このように、ミスや改善の余地がある項目を書き出し、対策を考えて、知識が不足しているものは調べて書込んでいました。




一度ミスした部分は、癖や性格によって繰り返す可能性があります。

今後起こりうるミスを減らしていきます。


定期的にノートを見返すのも◎。




合格に必要なのは、素敵なプランでも、綺麗な図面でもなく、ミスが少ないこと(=減点されないこと)です。


法規に関しては一つのミスも許されません。




また、資格学校の製図課題は、それぞれ目的が決められています。

採点を際は、何の練習をするための課題だったのかを、解説や図面解答例から読み取る必要があります。




例えば、スパン割りを組み合わせる課題、

道路斜線制限をクリアするために上階をセットバッグさせる課題など…




それを意識できると、失敗ノートに書き込む改善点なども変わってくると思います。




製図試験の前日は、ノートを見返して過去の失敗を振り返り、本番で同じミスをしないように準備していました。




挑戦する皆様が、

勉強期間を最短で抜けられますようにダルマ飛び出すハート




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