あなたの娘に生まれて良かったです。 | 本当は何が食べたいですか?

本当は何が食べたいですか?

栄養士歴20年!
現役栄養士の私だから伝えられる事がある

食はマインドで決まります
あなたは本当は何が食べたいですか?
ちゃんと心の声を聞いていますか?

私は父親の事がずっと大嫌いでした

自分勝手で
好き放題やりたい放題
家庭を顧みず
家の事も育児も自営の仕事すらも母親に任せっきり
いつも豪快で喜怒哀楽がはっきりしてた人
夕飯の乗ったちゃぶ台を何回ひっくり返されたか分からない

そんな父。

父親は1年半前に他界しました。

今から半年くらい前に
「自分が死んだ時に皆になんて思って欲しいですか?」
という投稿をFacebookで見て
私はなんて言われたいかなって考えた

私は

「百合ちゃんてさー、やりたい事やりたいだけやってたから
きっと人生に悔いないだろうね~」
って言われたいって思った

その時「は!!!!」って思った

なぜなら
私、その言葉、そのまんま
棺桶の中にいる父親に言ってた。


「お父さんってさー、自分の思ったままに自由にやりたい放題やってきたから
悔いないだろうねー」
って言ってた。


その時に
「え?!ちょっと待って!!
私お父さんみたいに生きたかったの?!」って衝撃を受けた。

あんなに
あんなに大嫌いだった父親。

どうしてこの人が私の父親なんだろうって
苦しんで苦しんだ10代の頃

早くこの世から居なくなって欲しいと願った
本気で願ってた

そんな父親を
実は私は羨ましかったの?

この時私は
この気持ちを受け取ることがまだ出来なくて

この想いを隅っこに追いやって見ないふりしてた

なのに

この時以来私に
「なんで自分の思い通りに生きないの?」
「もっと好きなことしたらいいのに!」
って事を考えさせられることばかりが起こった

半年経ってやっと

私がいけない事とジャッジして出来なかった事を
目の前でいけしゃーしゃーとやってる父親が
羨ましくて仕方なかったんだって事を受け入れた


私は父親にそっくりだったんだ。


今ならわかる
私は
何よりも自由を束縛されることが苦手で
そうされると息ができなくなるくらい苦しい

私の自由を奪ってたのは
他の誰でもない私だったのに
それを他の人のせいにしてかわいそうな自分を演じてた。

家族や他人になんと言われようと
自分の好きな事だけをして
自分の感情を全部露わにしていた父親が
羨ましかったんだ。

みんなに嫌われてもそれをし続けてた父親が
羨ましかったんだ。

私も自分の好きなように生きていい
それで嫌われてもいい

だって
ずっと私は父親に嫌われてたと思ってたけど

間違いなく愛されてたって分かったから
なんで分かったのか分からないけど

きっと私が産まれた時に
お父さんは生まれた私を見て
子供みたいなくしゃくしゃの満面の笑みをしたんだろうなって
見えたから。

私が好きな事をして
そうすることで誰に嫌われても怖くないとそう思えた

「私はもうすでに全てもってるじゃないか」

それが私の中にすこーーーんと入った時
生まれて初めて言ったんだ
お仏壇に向かって

「お父さんあなたの娘に生まれて良かったです」