アニメ日めくり帳 -2ページ目

アニメ日めくり帳

アニメの感想やお気に入りの紹介などを徒然なるままに・・
ネタバレが嫌な人は絶対に見ないで下さい

久しぶりのアニメ記事です。
冬アニメの中で断トツの噂と人気を誇った「僕だけがいない街」についての感想及びまとめをしようと思います。
この物語は原作とアニメと映画が同時進行していたので原作終了した3月4日(ヤングエース4月号発売日)で既にアニメも映画も独自路線で進行しており結末が全く読めない状態の中、私は毎週ものすごく楽しみにこのアニメを見ていました。
そして最終話の放送日、私は正座して放送を待ち終了とともにテレビに向かって拍手していました。

このアニメはいい。とにかくいい。
私はこれまで数え切れないほどのアニメを見てきましたが、これほど唸り心を揺さぶられたアニメはありません。
だからまだ見ていない人はこの記事を読む前にとにかくアニメを見て欲しい。
ネタバレなしの無垢な状態でアニメを見てほしいと思います。
原作派はあそこがカットされているとか煩いですが12話という制限の中でアニメ制作は驚くほど緻密に計算し作られています。全然物足りなさを感じなかったし自然の流れで展開しており問題は全くありませんでした。そしてなにより原作にない美しさがあったと思っています。
寧ろ、12話という制限の中でよくもこれだけの作品を作ってくれたと制作陣を褒めるべきだと思います。
映画は藤原竜也も有村架純も大好きなので実は見たいと思っていました。ですがアニメの終わり方が素晴らしかったので自分はこのままの美しいままでこの物語を記憶に留めていきたいと思いました。映画はバットエンドという感想をみてしまい「僕だけがいない街」というタイトルの意味が本来の意味を成していないという事実を知った今では猶更です。


ここからは感想とまとめです。
とにかく加代ちゃんを助けるために奔走する主人公にドキドキし、二人で見に行ったクリスマスツリーの場面は多くの視聴者が心を奪われたのではないでしょうか?あの部分は美しすぎた。アニメでしか表せないツリーの美しさ、辛い事しか知らない加代ちゃんが見せた笑顔・・思い出すだけで幸せな気分になります。






ここで注意しなければならないのはこの話は加代ちゃんとのラブストーリーではないということです。ここを見誤ると悟が入院し記憶を無くしている時成長した加代ちゃんが子連れで現れたところで「なんだよー」という気持ちになってしまうのです。
悟はなんども加代ちゃんのドキッとする仕草や行動に「しっかりしろ29歳」と言っています。これは加代ちゃんを助けるのは母親を助ける為であることを再認識しているのであり視聴者へのメッセージであると思いますね。
悟は子供を抱いた加代ちゃんと再会した際にガッカリするのではなく止めどない涙を流します。これは恋愛感情があったなら絶対にありえない事です。
確かに加代ちゃんとの話が美しかったし時間を多大に割いたためそういう気分になるのも分かりますがここは大切な事です。海外勢が加代ちゃんに失望していたのは筋違いであり「八代は15年まったのに加代はまたなかった」なんて意見はガッカリですね。寧ろ、「加代ちゃん助かってたんだ」と悟と共に喜ぶのが妥当だと思います。そして何よりこの加代ちゃんとの話に力を入れた事により視聴者を獲得し結果成功しているのではないかと考えてしまいます。

毎週、アニメを見た後に感想など読んでいましたが「話数が足りないから愛梨はもう出てこないだろう」という意見を何度か見受けましたが結果うまく纏めてくれて本当に良かったです。まぁ愛梨が本当にカットされて犯人逮捕して終わりであればこのアニメは評価をガクッと下げざるを得ないし愛梨とのラストあってのこの物語ですよね。大団円、そして感動のラストシーンでした。

河原の壁に「Re:Re:」と落書きされていたけどこれはリバイバルした世界を更にリバイバルという意味だったのでしょうか?
その後青い蝶がとび愛梨との再会(愛梨にとっては初)シーンがあるのだから・・
何処かで見たのですがラストシーンからのEDは「Re:Re:」をつかう予定でつくっていたようです。何らかの理由で計画を見直したのだと思います。
計画通りに「Re:Re:」でラストシーンに入るのは見てみたい気もするけど愛梨との再会でのあの音楽の方が自分的にはシックリきて感動が増し成功だったと思います。
この物語ではシュタインズゲートのような世界線は存在せず未来を上書きするので「Re:Re:」された世界が唯一の現実世界であり母親の死も上書きされてなくなります。素晴らしいラストです。







現実世界で中学生誘拐事件が解決し本当に良かったですね。一方、自分の子供を虐待する親の事件が多発している現実に悲しくなります。
加代が悟の家で当たり前の朝食が出されたのを見て泣き出してしまうシーンがありましたが本当に心が折れる思いでした。
私たちは当たり前の幸せに気付かずに生活していますが現実世界では加代と同じ扱いを受けている子供がいるのです。
多くの方に是非アニメ版を見てほしいと思います。