大谷翔平選手と三浦春馬さんとの共通点と相違点 | ame1810のブログ

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 WBC開催で日本が念願の優勝を遂げ、日本の選手たち、特に大谷翔平選手が脚光を浴びている。

大谷選手の生き方・人柄・価値観などが報道されているが、三浦春馬さんとの共通点を感じる。

大谷選手にとって、これは当たり前かもしれないが、最大優先事項は野球の上達であり、そのために常にストイックに肉体を鍛え体調を整えるとともに、ピッチャーとして、あるいはバッターとして、どうしたらよい成績を挙げられるか、常に頭でイメージしながら練習をしてきた。

春馬さんも最大の関心事はエンタメのパフォーマンスであり、どうしたら最高のパフォーマンスが出来るか、難度の要望にも応えられるか、常にストイックに肉体を鍛えると共に、役を演じるうえで必要な技能の習得にも励んでいた。また彼は体調を最高の状態に整えるために食べ合わせや食べる順番など食事にも気を使っていたと言う。

次に、人柄についてであるが、両者とも心優しく人間関係に気を遣っていたそうだ。どんなに人気が出てもおごらず、仕事仲間や知人には分け隔てなく接し、自分のほうから声を掛け、その場の空気を和ませようとした。周囲はそんな態度に好感を抱き元気をもらっていたと言う。春馬さんは撮影の合間にスタッフの仕事を手伝ったり、自分の出番がない時でも顔を出し差し入れをしたそうだ。両者とも周囲の協力があって初めて自分の仕事ができるという自分の立ち位置を自覚していたからこそ出来たことだと思う。仕事に関しては、それぞれ常に完璧を目指し妥協がなかった。いつもは穏やかな顔をしていても、いざ仕事に入ると表情が変わり全身全霊で打ち込んでいるということが見て取れる。

 このように、両者には共通点が見られたが、唯一異なる点が彼らの運命を分けたのではないかと思われる。それは、本人を取り巻く環境の違いだった。本人を支えてくれるべき環境(後ろ盾)の違いが、彼らの運命を分けたのだと言える。大谷選手は自分の夢を理解してくれた家族や雇用者がいたが、春馬さんにはそういう人たちがいなかった。「僕の気持ちを誰もわかってくれない」と彼は気持ちを吐露していたのだった。