本日、半日休暇をとり事故の後処理を全てやってきました。
たぶんもう何かしないといけないような事ははいと思う。
物損から人身に変わるから市役所に行き保険関係の事務処理をした後、警察署に行き簡単な事情聴取を受けてきました。事故にかかわる事を話し始めるとまた火が点いてしまって、市役所でもどうしても納得がいかないと気持ちを吐き出しました。私が悪くないと主張する気なんてさらさらないし、非は完全に認めてるし、今後もそれを覆す事は絶対にありません。でもどうしても相手の対応に納得がいかなすぎてどうにも気持ちがおさまらないんです。市役所の方が、私の車の、事故で当たった箇所を写真に撮る時だって、傷もなければべっこり凹んでいる訳でもない。真上から見てようやく若干凹んでるかなぁ…？くらい。「撮りようがないなぁ…」。正直そのくらいの事なんです。
それでもどうしようもない事。結局は事故を起こした私が悪い。
そんな拭いきれない苛立ちを昇華してくれたのが警察の方でした。
警察に到着して私が聞いた事は1点だけ。
「どんな診断書がでてるんですか？」
警察の方から見せられた診断書には「1週間の治療」
・・・気が抜けました。
これを、3ヶ月と吹っかけて来なかった事を良心的処置と考えるか、そうまでして人身にしなきゃいけなかったのかと捉えるか。警察の方は「捻挫」だと言っていました。捻挫が１週間で治るのか、逆に１週間で治る程度の捻挫なら１回病院で診察を受けた後はせいぜいシップ張る程度の事なんじゃないのか。そもそも捻挫で激しい頭痛と吐き気に襲われるものなのか。さらにツッコミ所は増える一方でしたが、もう怒るのもしんどかったので何も言いませんでした。
それからはもう何を言うでもなく淡々と聞かれた事にだけ答えていました。そんな様子の私に警察官は「お聞きしたい事は以上ですが、何か言っておきたい事はありますか？何でもいいですよ。」と言ったので私が「もう別の所で散々喚き散らしましたんで大丈夫です。」と返すと、「おかしいんじゃないかって？」と。私は話し始めるとまた腹が立つし、警官の方に当たってしまいそうだったので話す事を一瞬躊躇したんですが、向こうから親しみやすい穏やかな口調で話しを振ってくれ、私の話を聞いてくれました。
過剰に反応するでもなく、納得させようと無理やり諭す訳でもなく、ほんとに波長が合ったというか、その人と話す事で不思議なくらい気持ちが落ち着いたんですよね。保険屋さんや役所の職員と同じ内容を言われても、その人から聞くとしょうがないよなって思えてきちゃって。なんかもう、これだけ皆が理解してくれて、警察官までもが私の言ってる事を理解してくれたんならもういいやって思えました。
もう怒る事もしんどいし、出来る事なら怒らないで穏やかに１日を過ごしたい。ようやく気持ちの整理ができた気がします。全てを片づけてしまおうと考えたこの日の最後に、この警察官の方と話せてよかった。この１週間ほど、ホントみんなに心配と迷惑をかけました。ごめんなさい。そしてありがとう。なんとか日常通りやっていけそうです（笑）そして改めて、相手のかたに大きな怪我がなくて本当によかった。