2024年7月1日
【ハンサム栗の日常】
マノン、オヤツちょーだい。でないとかじっちゃうぞ
ママは誕生日なんだね。おめ！
母の誕生日、いつもの割烹でお祝いしました。誕生日の日曜は店休日のため土曜に前夜祭。
母とは40年来の付き合いとなる店主のKさん。キリリとした役者顔をお見せできないのが残念です。
母、83歳になりました。娘の私が言うのもなんですが、めちゃくちゃ若くて60代後半に見える。シワやシミ、たるみもないし、外見だけでなく体力も脚力もすごい。
入院中、理学療法士の指導を受けている時に母がお見舞いに来て「私の母です」と紹介すると「えーっ！嘘でしょう？！マノンさんのお姉さんかと思った！」とびっくりしていました。
J病院でもやはり看護師に「お姉さんでしょ！」と驚かれました。
母は間違いなく100歳まで生きると思う。
先日、母がデパ地下で買って来た愛媛産ウニがイマイチだったので、割烹で大粒の北海道産バフンウニを注文してリベンジ。とろける美味しさでした。
店主はふざけるのが大好き。ニヤりとしながら「はいっ」と差し出したのは、名古屋コーチンの卵かけご飯にイクラをトッピングした贅沢な裏メニュー。黄身とイクラが濃厚で美味しい〜っ！
他にもアレコレ食べたけれど、おしゃべりに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。
そして、最後に店主から母へ毎年恒例の誕生日プレゼント。
獺祭の純米大吟醸、シャンパン2本、ナチュラルチーズ、クリームチーズ、エクストラバージンオリーブオイル、よつ葉バター、京都西利の漬物詰合せ、サンヨー堂のフルーツゼリー各種、稲庭うどん、揖保乃糸、出雲そば、八女茶などデパ地下の食品コーナーで手当たり次第に買って来て笑いを取るのが店主流。
デパ地下の大きな紙袋2つ分あり、重くて持てないから店主自ら表通りまで運んでくれてタクシーを拾ってくれました。
ちなみに店主のお母さんは今年86歳。先日、アメリカ旅行に行ったそうで店主は呆れていました。元気で何より。
実は、私の祖母（アメリカ生まれ）は88歳（米寿）のお祝いに、母と母の姉の3人でアメリカのショウを巡る特別なツアーに参加しました。
旅行代金が幾ら掛かったか知らないけれど、移動はすべてリムジンで高級ホテルに滞在。食事は一流レストラン。毎晩、ラスベガスやN.Y.でショウやミュージカルを観劇するという豪華ツアー。
祖母は92歳で旅立ちました。
私も母の米寿の誕生日のお祝いに、イギリスのエディンバラで開催される「ミリタリー・タトゥー」に連れていってあげたい。
ミリタリー・タトゥーは、第二次世界大戦以降の復興期に、国民を元気づけるべくスコットランドとイングランドの連隊が公演を行ったのをきっかけにスタートしました。
現在は、英国軍をはじめ世界40カ国の軍楽隊が参加する音楽イベント（日本の自衛隊も参加）。母も私もマーチング・バンドが大好きなのです。
私が九州に戻ってすぐに（食道がんになる前）二人でJTBのツアーで行ったプーケット北部の旅。タイ航空プレミアムエコノミー利用で送迎は専用車、ホテルは高級リゾートのJWマリオット。とても優雅でとても楽しかった。
そしてタイから帰国してすぐ「秋はミリタリー・タトゥーを観に行こう！」と、JTBのJALプレミアムエコノミークラス利用でエジンバラの高級ホテルに宿泊、観覧指定席チケット付きツアーに申し込んだのですが。
残念ながらエアが満席でキャンセル待ちしたけれど叶わず。ツアー代は確か一人60万円位だったかな。
その後、私が食道がんになったり新型コロナの世界的流行のせいでずっと海外旅行に行けなかったから、何としてでもリベンジしたい。
母の米寿のお祝いなら、あと5年後。
学生時代のバイト先（スポーツクラブ）で知り合ったプロゴルファーが言った台詞を今でも覚えています。
生きていれば、願い続けていれば、夢はきっと叶う。
そう信じて生きていこう。
