2024年6月27日

 

【ハンサム栗の日常】

ボクは令和生まれだよ

昭和っていつの話?
とおい昔の話なんだね

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東京にいた頃、冷蔵庫に常備していた叙々苑の野菜サラダのたれ。ネットスーパーで見つけて久々にポチりました。ごま油とニンニクの香りが効いていて目茶苦茶美味しいのです。
チョレギサラダ。ちぎったレタス、千切りのキュウリと人参、トマトに韓国海苔を散らして完成。
初めて食べた母。なにこれ美味しーい!と山盛りのサラダがあっという間になくなりました。サラダが酒の肴になる不思議なドレッシングです。
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入院中の話。

 

私は抗がん剤や痩せた事が原因で、血管が細く固くなってしまいました。だから入院中の点滴ルート確保が難しい。

 

若い看護師で慎重じゃない人だと速攻で3回失敗は当たり前。とはいえベテランでもかなり難しく、一発で確保できても持つのは24時間。すぐ液漏れしてしまいます。

 

採血ですら肘の内側でも難しくなり、足首の静脈を使っていました。

 

今回は入院5日目で刺せる末梢静脈がなくなり、病棟主治医T医師に泣き付いて右手二の腕の内側にある静脈からPICC(ピック:末梢穿刺中心静脈カテーテル)を刺入する事に。

※画像はお借りしました。

 

以前、高濃度栄養点滴に行われていたCV(中心静脈カテーテル)はPICCより刺入は簡単ですが、現在は感染症のリスクが低いPICCが主流となりつつあります。

 

という事で、ベッドごとナースステーション横の観察室に移動して処置開始。

 

普通なら15分程で完了しすが、私は二の腕の静脈も細くて苦戦し30分程掛かりました。

 

最後に接続する部品が足りず、看護師が別の病棟へ探しに行っている間、T医師と雑談。

 

以前、入院した際、CVを刺入してくれた研修医と仲良くなった話をして「私と◯先生はツーカーの仲だったのよ」と言うと、T医師がポカンとして「ツーカーって何ですか?」と。

 

「ええーっ!『ツーと言えばカー』でしょ!T先生、知らないのーっ!?ヤバい、昭和だ!」とガックリ肩を落とすと、

 

T医師「いやいや・笑 実は僕、昭和生まれなんですよ。昭和64年(平成元年)生まれです。飲み会で『これだから平成世代は…』と批判されると『僕は昭和生まれですから』って反論できるんですよ!」と慰めてくれました。

 

私も内心で「そう言われると『ツーと言えばカー』ってなんだ?」と思い、後で調べると「おじさんビジネス用語塾」に解説がありました。

 

何も言わなくても、あるいは少し口にしただけで言いたいことが通じてしまう、息の合う相手であること」

 

しかし、由来については「ツルがツーと鳴いてカラスがカーと答える」とか「『つうことだ』『そうかあ』」など、諸説あるそうです。

 

しかし「私が浪人生だった時、T医師が生まれたのか」としみじみ。

 

当時、昭和天皇が体調を崩した事で日本中が自粛ムードに。日産セフィーロのTVCMで井上陽水がパワーウインドウを開けながら「みなさんお元気ですか」と言うシーンが口パクになり話題となりました。

 

昭和天皇の葬儀である大喪の礼(たいそうのれい)が行われる日は休日となり、不要不急の外出は控えるよう言われました。そんな中、私は東京・某大学の受験日で乗車率0%の電車に乗り受験会場へと向かいました。

 

その時、電車に乗って来た若いOL(これも昭和)らしき人が私が読む赤本(これも昭和)を見て「受験生ですか?頑張ってくださいね!」と優しく声を掛けてくれたのを今でも覚えています。


試験中に号砲が撃たれるため、大きな音で受験生が動揺しないよう試験時間が変更されました。


今となっては懐かしい思い出です。