2024年5月15日
【ハンサム栗の日常】
マノン、入院したんだ。はよ帰ってこんかーい
緊急入院を報告した際は、ご心配をお掛けしました。
緊急入院してから今日で5日が経過。まだ入院中ですが、非常に濃厚な5日間でした。
嫌な人、いい人、懐かしい人。様々な出会いがあり、ピープル・ウォッチング(人間観察)が趣味のマノンとしては書かずにいられなーい!
そして昨日、母がノートPCを持って来てくれました。
という事で、これから順次「緊急入院記」という名のマノン劇場を再開します。
つまり少しずつ気力と体力が回復し、治療と入院に前向きな気持ちになっているという事です!
はじまり、はじまりー。
イケメン病院の救命救急に救急車で搬送されたのが19時半。気道にある痰の吸引と採取(細菌検査のため)、血液検査やCT、レントゲンなど各種検査。
まだ気道が痰でゼロゼロしていたので、ベッドのリクライニングを起こした状態で男性看護師が鼻腔から吸引カテーテルで痰を引いてくれました。
超絶上手い人で、一切の苦痛なく結構な量の痰が引けました。なので「先週、吸引器を買ったけれど、起きた状態で引けません。鼻腔から何センチ入れました?」と質問。
答えは「20センチくらいですね」。おお、結構入れるんだなぁ。
次はルート確保。こちらの救命救急室は手の甲にするのがデフォルト。担当医がどうも研修医ぽく、指導医らしき医師に「こことか、こことか」と小声で指導を受けています。
嫌な予感通り、左手の甲の貴重な血管なのに失敗。
指導医が「検査用の血液を鼠径部(太ももの付け根)の動脈から取るので、そちらを先に行いますね」。こちらは一発で決めてくれました。
その後、「ではルートを取ります」というので、「私の血管は非常に細くてかなり難しいです。だから上手な方にお願いしたいのですが…」と言いました。
すると指導医が苦笑しながら「お前、下手だってバレてるぞ」という表情で最初の人を肘で小突き、研修医らしき人が恐縮していました。
結局、指導医が右手の甲に一発で決めました。
私の目の前にある少し離れたテーブルに両手を付き、こちらの様子を眼光鋭くずっと見つめる男性がいました。まるでヤクザ映画の俳優さんみたい。
医師なのか? 看護師なのか?
その外見が実に特徴的で、髪をポマードでツーブロック&オールバックでがっちり固めているのです。こんな感じ↓
※画像はお借りしました
検査が終了し、当直医の判断を仰ぐ時間になると、その男性がつかつかと私の横に来ました。
こ、怖い…。
消灯時間になったので、つづくっ