2024年3月29日
 
あれこれ書いていたらとても長いブログになりました。お時間のある時にゆっくりお読み戴ければ幸いです。
 
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今月18日に退院してからというもの、ずっと雨続きで気圧と気温の乱高下が激しく体調が悪かったです。ただ、ずっと薄ぼんやりしていた頭の中が、少しずつ正常に戻って来ました。

 

一昨日の経過観察日。ようやく朝から晴天に恵まれ、前夜にお風呂にゆっくり浸かったこともあり元気と気力が湧きました。

 

でも昨日はまた朝から夜まで激しい雨で、再び体調不良に。しかし今日、ようやく晴れたらやはり体調が良くなりました。

 

春は気温と気圧の乱高下で体調不良を起こしやすいそうです。皆様もお気をつけ下さいませ。

 

【ハンサム栗の日常】

マノンがクッキーをくれたよ。サクサクうまーい。
 
運動場に入れると「出してー!出してー!と大騒ぎ。
 
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 今回、3月11日に卒倒して後頭部を強打し救急搬送されましたが、入院8日目の18日に強引に退院しました。
 
緊急入院だったので病院の固い枕しかなく熟睡できず、ベッドマットも硬く浮き出た尾てい骨が激痛。朝昼晩のバイタルチェックに食事の配膳・下膳。病室がナースステーションの眼の前で朝から夜中まで鳴り響く心電図のアラートやナースコール。早朝の血液検査やレントゲンの呼び出し。とにかく騒々しくて気が休まらない。
 
極めつけは同室の元バリバリヤンキー婆さま二人。二人とも小・中学校と特攻服で喧嘩上等。中卒で自宅を飛び出し、それぞれ東京と大阪に上京し不良三昧で暮らしたらしい。東京の方は竹の子族だったそう(わかる人にはわかる)。
 
その二人お互いの素性を知り完全に意気投合。起床から消灯まで大声でかつての不良自慢大会。そして看護師たちの不手際への文句を言いまくってどんどん調子に乗って大声でイキりまくり。看護師たちもタジタジでした。
 
テレビのイヤホンはしてくれるけれど、お笑いを見ながらアピールするようにやたらと大声で笑い、内容にツッコミを入れまくる。一人は糖尿で片足一部切除、一人は肺がんで片肺切除で酸素吸入+腸破裂で腸切除。それなのにとんでもなく元気だ。
 
こういう人たちって根性があるから長生きするんだろうな。
 
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という事で、私は入院3日目にして栄養点滴の針を刺せる血管がなくなり、主治医に「もうこれなら自宅でポカリ飲んで食事すれば一緒でしょう? お願いだから明日、退院して自宅療養させて下さい」と懇願。だって入院生活で心を病みそうなんだもん。
 
しかしフラついていたし当然だけど血液検査の結果も良くないので、病棟主治医から「月末まで退院は無理です」と大反対され許可が降りない。でも毎日、懲りずに主治医に懇願しました。
 
結局、私のしつこさに主治医が折れて「15日(金)の退院許可は出せないけど、17日(日)の朝に採血し夕方判定して結果オーライなら18日(月)に退院していい。とにかく日曜までは病院にいてください」と言われる。
 
なので金土日と点滴棒を支えに少しずつ歩行訓練を開始。するとリハの先生が「顔色も良くなったしだいぶ歩けるようになりましたね。これなら退院できると思います」とお墨付きを戴く。食事は配膳された時におかゆとおかず、果物をいくつかの紙コップに分けて入れ、下膳されてからもずーっと食べ続けました。
 
入院当日の11日(月)、CRP(炎症反応)が2.63(正常値0-0.14)だったのが、14日(木)は4.47に上昇。37度ちょいの微熱もずっと続いている。血圧も上80台〜下60台とめちゃくちゃ低い。
 
それでも何が何でも退院したい。
 
という事で運命の17日。主治医が来て、まず「体調はどうですか?」と聞く。「普通ですよ?」と答えると「実はね…」と血液検査の結果を見せてくれました。
 
な、なーんとCRPが17.57に爆上がり。しかし白血球は8.6(正常値3.3-8.6)の正常値でナトリウムも正常値に。主治医が「マノンさんはどうしても退院したいんですよね…。CRP以外は悪くないので、月曜の退院を許可します。でも具合が悪くなったらすぐ来てください」と相成りました。
 
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自宅療養の快適な事といったら…。夜は22時に寝て6時までぐっすり眠れ、食事も美味しいからたくさん食べられる。とにかく快適で気分も体力も気力も一気に上昇。
 
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そして一昨日の27日(水)。退院して10日後の経過観察でした。
 
不安だったCRPの値。
 
退院前日の血液検査で4.47→17.57と爆上がりしていたのでどうなっているだろうか、また再入院と言われないだろうかと不安でした。それがなんとなんと!わずか10日で2.99まで爆下がりしていました!
 
肺レントゲンの結果も、膿瘍で膿が溜まっている右肺と右胸膜も退院時より少し綺麗になり、左肺は綺麗でした。
 
3月14日↓
 
3月27日↓ 黒い部分(正常)が格段と増えていました。左肺は全く問題なし。
 
血液検査の結果も全体的に改善していて、主治医は「なんでだろう?」と不思議そうに首をかしげていました。
 
消化器外科の経過観察も腫瘍マーカー値は正常で、1月に内視鏡で生検した結果も問題なく(ただの炎症だった)、入院した際のCTを見ても再発転移はないとの事で、とにかくホッとしました。
 
消化器外科の主治医に手足指の痺れについて「ドセタキセルやパクリタキセルの後遺症ですか?」と伺う。すると「抗がん剤だったら投与直後から痺れが出る。だからマノンさんの痺れは栄養失調のせいだと思う」と意外な事を言われました。
 
「ビタミンB12はどうでしょう?」と伺うと「そうそれ!メチルコバラミン、活性型ビタミンB12をこれから毎日飲んで下さい。そしてたくさん食事を食べて太って下さい!頑張って!」と励まされた。
 
入院前に1カ月お試しで飲んでいたのですが、退院してすぐ、楽天でアメリカのサプリ会社からポチった所でした。
 
「マノンさんは食道がんの胃管転移から4年が経過。統計上は食道がんが転移したら3年以内に7割が再再発します。しかもマノンさんは化学放射線後は無治療。だからあと1年、計5年が経過すれば再発転移の可能性はほぼなくなるでしょう」と言われました。
 
「マノンさんは2017年の食道亜全摘の際、頸部リンパ節に6個も転移があったのに、こうして7年が経過しました。これは凄い事ですよ!本当に凄い!」とも。
 
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診察後、手を取り合って喜んだ次第です。
 
今日は朝から晴れた事もあり、体調は絶好調です!
 
頑張って生きるぞー!!!
 

長い長いブログを最後まで読んで下さり、ありがとうございました。皆さんの応援が私の生きる励みとなっています。