2023年12月3日

 

【ハンサム栗の日常】

お、なんか来たぞ

ボクの大好物、チーズケーキだ
マノンよ、もうないのか?
 

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母は6人姉妹の6女で長女・長男・次女は他界。3女の叔母は、マノン家から1時間ほどの一軒家に住み、子供の頃から春・夏・冬休みになると11人いる従兄弟たちが叔母の家に大集合していた。

 

トランプ大会や人生ゲーム、椅子取りゲームで大賑わい。深夜は怖い話で盛り上がる。私は従兄弟の一番下で、従兄弟たちからたくさん可愛がってもらった。

 

ちなみに4女の叔母と我が家は絶縁状態。

 

3女の叔母と夫(叔父)は元気印でいつも明るい。従兄の一人が高校時代にグレてシンナー中毒になった時、彼を自宅に引き取り更生させたツワモノでもある。

 

叔母が若い頃は自宅でピアノ教室を開き、手先が器用で習字や裁縫も得意。現在、息子は沖縄に移住し娘は結婚して東京にいる。叔母は広い本宅を長男の娘家族(孫)に譲り、隣接する別宅で暮らしている。夫の叔父は数年前に逝去した。

 

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そんな大好きな叔母も今年で88歳。

 

先日、私から電話をし「余命1年と告げられた」と伝えると「そんな…」と絶句していた。しかし「あなたのママが心配だわ。またママに電話するね。マノンちゃん、元気出して!」と励ましてくれた。

 

それから1週間、音沙汰がない。母と「叔母さん、どうしたんだろうね」と話していたら、数日前に母へ電話があった。

 

すると「実は、近所のクリニックで大腸がんと診断された。そして大学病院で急ぎ検査するように言われたの」と。しかもクリニックの段階で「手術して人工肛門になる」と言われたそうだ。一時的人工肛門なのか永久人工肛門なのか不明だが。

 

叔母は大学病院で精密検査を受け、来週、治療方針が決まるそうだ。今は孫娘が付き添っているが、治療方針説明の際には沖縄から長男が帰省する。


追記︙さっき叔母から電話があり、さらに大動脈瘤と肝臓に影が見つかったため追加検査が必要だと主治医から連絡があったと。

 

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先日、ネットニュースで直腸がんを公表したタレントの立花理佐さん(52)。病院に行くのをためらい、2020年に直腸がんと診断された。腸、子宮、卵巣、膣の摘出手術を受け永久人工肛門になった。定期検診をしていればこれほど多くの臓器を摘出する事もなかったのに。

 

立花さんが周囲の友人に自身のがんを告げると、友人知人が急ぎ大腸がん検診を受けて、早期でがんが見つかった人もいたそうだ。

 

40歳を過ぎてこれまで一度も大腸がん検査した事がない方は、大腸がん検査をぜひ受診して欲しい。

 

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「大腸がん」は女性の死亡数1位、男性の死亡数2位だとご存知だろうか。下記サイトに詳細が記されているのでご一読をおすすめする。

 

私が食道がん治療で消化器外科病棟の4人部屋に入院すると、残り3人はたいてい大腸がんだった。

 

大腸がんは早期発見し治療すれば延命率も高い。大腸がんが増加する40代以上の女性は、大腸がんの年1回検診が推奨されている。初期の大腸がんは自覚症状がなく、気付いた時にはstageが上がっている事も多い。

 

上記リンク「女性と大腸がん」の情報には「まず便潜血検査(検便)」とあるが、厚労省によれば6割しか「陽性」と判定できない。つまり便潜血検査を受けた4割は数年見過ごされstageが上がってしまう。だから便潜血検査よりも1年に1回、消化器クリニックで内視鏡による大腸検査をおすすめする。

 

費用は1万円程度で大腸ポリープ(前がん病変)があれば切除もしてくれる。鎮静剤を使うので15分ほど眠っている間に検査は終了。痛みもなく日帰りで検査できる。

 

検査前日から絶食し、検査当日は下剤を飲んで検査開始までに大腸を空にする。病院によっては朝から病院で下剤を飲み始め、午後に内視鏡検査という所もある。

 

女性は男性に比べ、自覚症状が出るまで(症状が出ても)大腸検査を受けない人が多い。それが「女性の死亡数1位は大腸がん」という理由だ。

 

受けない理由は「大腸内視鏡検査は医師にお尻を見せるので恥ずかしい」とためらうから。医師は毎日何人ものお尻を見ているのだから羞恥心など1ミリも必要ない。

 

叔母は突然の事だし医学知識もないから、大腸がんで人工肛門になると言われてもまだピンと来ていないようだ。私は一時的人工肛門を体験したのでその大変さは嫌というほど知っている。

 

高齢の叔母の今後を思うと不憫でならない。早期発見なら大腸がんは治る時代。叔母の大腸がんが早期で治療が奏功し、人工肛門も一時的である事を願うばかりだ。


追記︙今日の電話では、やはり肛門切除になるため永久人口肛門は確定との事だった。