2018年2月27日

 

前回からの続きです。

 

【2018年1月23日のこと】

今回のHCUは、明るくて気持ちのいい看護師さんばかりだったので、とても快適でした♡

 

肝っ玉かあさんみたいに明るいチーフ看護師さんが「マノンさん、昨日は入口のうるさいベッドでごめんなさいね。今日は奥の静かなベッドに移動しましょうね〜♪」

 

お、ラッキーと思ったら、行く先は前回のオバケ部屋でした(;´Д`)

 

まぁICUシンドローム(錯乱)だろうと結論が出てるので、今回は怖くないんですけどね…。

 

レントゲンと血糖値の測定意外やる事もなく、スマホも兄に預けっぱなしだったので(いずれにせよ使用禁止)ずっとテレビを見ていました。

 

前日から都心はずーっと雪。降り続く大きなぼたん雪を眺めていました。

 

夕方、主治医N医師が中堅のP医師と回診。

 

N医師「おや、いつの間にか恐怖のオバケ部屋に移動してたんですねぇwww」

 

マノン「えー、でも本当に見たんですよ〜。他の患者さんも言ってません???」

 

N医師「ああ、そうですねー。天井の照明のガラスにオバケが部屋にいるのが映った、という人はたまにいますけどw」

 

マジか…。確かに照明を覆う大きなドーム状の透明ガラスは、夜寝る時に病室全体が反射して映る。ぎょえー、余計な事を聞いてもーた(T_T)

 

マノン「ところで!センセー、土曜の緊急手術に来てくれませんでしたけど。ゴルフでもしてたんでしょー( ゚д゚)」

 

いつも冷静沈着なP医師、苦笑…。

 

N医師「ちっ、違いますよー!ちょっと家庭の事情があって…(;´Д`)」(ちゃんと事情は教えてくれました)

 

あとで硬式テニスを長年やってた母に聞いたら(医師のテニス仲間が多い)、「お医者さんは急な呼び出し(オンコール)に対応できるよう、週末はゴルフよりテニスする人が多いのよ」との事でした。最近はどうなんだろう。

 

余計な事を聞いてしまったので、消灯の時、天井の照明が気になってしまったけど、今回はオバケを見る事もなく無事に熟睡できました。

 

今回の手術は、酸素吸入が気管孔からでなく喉頭経由だったため、挿管チューブで声帯を長時間押さえる事に。それにより再び声帯が固まる(麻痺)事があると「後で」教えられ青くなりましたが…。

 

ICUではカスカス声でしたが、HCU2日目には声もはっきり出るようになり看護師さんに「声が復活して良かったですね!」と言われました。

 

ふらつきながらも歩行訓練もちゃんとできたので、明日にはHCUを出て一般病棟に戻れそうとの事でした(^^)

 

次回につづく。