今日は 

病や障害とともに生きる方の 

夢を叶えてあげたい 

そのことが また 自分の夢でもある という方へ 

 

 

「オキナワへ行こう」 という映画があります

精神科病院に長期入院する患者さんたちの

「夢(沖縄旅行に行きたい)」を実現させることをきっかけに,

「精神科病棟の長期入院」の現実をユーモラスに描いた

 (Facebookページの 紹介文より) 

また

心の揺れを見つめるドキュメンタリー映画 でもあします 

 

主人公のお一人の

チラシに登場している益田さんの言葉 

 

 

「この映画で、私たちを温かい目で見てくれるんと違うかな

 そしたら精神病患者への見る目が変わってくると思う。

もっとたくさんの場所で映画の上映をして欲しいわ!」

 

 

 

コロナ禍の最中ですが、

わが地域で  2021年 2月23日 

「オキナワへいこう」

( おおた自主上映会 & 大西暢夫 監督 トークイベントあります)

 

 

私は 昨年ちょうど今頃

映画館に  この映画を観に行きました

大西暢夫 監督の 舞台あいさつ を聞きたくて

ひとりひとりの人―僕が撮った精神科病棟 | 大西暢夫 |本 | 通販 | Amazon

 

 

なぜかというと

雑誌 「精神科看護」 で  

患者さんの 素敵なグラビア写真を 20年来

毎月 紹介されているのです

http://www.seishinkango.co.jp/s2_kbtop_2.html

 

 

 

実に良い表情なのです 

こんな いきいきした表情をするんだ・・・

 

私の関わっていた患者さんも 

グラビアページ に掲載されたことがあります

 

とても 素敵な写真なのです 

(ちょうど 地域に転職した ところで

 撮影の時にお会いできなかったので

 お礼を 伝えたかったのです ) 

 

(お礼を伝えて  パンフレットにサインをいただくことができました )

 

 

その秘密 が分かる 

 

大西暢夫 監督の言葉 (映画パンフレットより)

「ボクは病気そのものには興味なかった

 それよりも その人自身を知りたいと思った

 カメラを向けるのは 意気投合できた瞬間

 そのとき初めて シャッターを切る」 

 

 

映画が出来た ことの発端は・・・

雑誌に掲載される写真は 

撮影されたもののほんの一部

あとの写真はどうなるの? という 

舞台となる精神科病院の当時の看護部長さんの問いから。

 

 

 

お蔵入りしている写真から

院内写真展を しよう

 

というグループ活動 が始まり

 

大西監督との交流があり

 

 

その中で おひとりの患者さんのひとこと

「生涯のうち一度でいい 沖縄へ行ってみたい」

と夢を語った 

 

有志の看護師たちが 

その夢を実現させようと動き出した

 

という流れ

(見ないわけにいかない! )

 

 

長期入院という言葉は使わないけれど

その意味が ずーん と伝わってきます 

 

 

あなたの 夢 は何ですか?

 

 

映画を観て

沖縄でも 北海道でも

世界一周! でも

旅行に行ってみたい 

(今は 感染を広げないために 難しいいですが)

 

そう思う方がいたら

 

一緒に旅行の計画をしたい

あなたが 一緒に行きたい人と 旅行に行けるように

 

前回のブログでも ささやかな夢を叶える こと書きました

 

 

 

入院中 

「夢」を語れることは すごいことです

看護師なら

夢を叶えてあげたい と思います 

 

 

病や障害を持っていると 

危ないから 心配だから と止められることが多いです 

 

 

(私も 若いとき 精神的にまいっていた時期

 回復してきて 

 遠方の友達に会いに行きたい とか

 旅をしたい チャレンジしたい

 と思ったとき 

 

 親が (愛情だとは思うけれど) 

 心配してダメだというので

 突破するのは 相当大変でした 

 

 

 事後承諾のクセがついちゃいました 

 ごめんなさい てへぺろ

  

  でも 

 

矛盾するかもしれないけれど 

愛情深く 育ててくれたから 照れ 

自分を信じて 挑戦できたのでしょう  )

 

 

失敗する権利もある

珍道中だっていい 

ハプニングもいいじゃない

 

  学ぶのは失敗からだから

  そこから成長するから  

 

 

おおた自主上映会 あります

この映画が 出来上がるプロセスと同じように

当事者と 支援者役割の人と 関心のある地域の方と

一緒に つくりあげて いきたいです