エレカシ CD Sg.『普通の日々/ハロー New York!』(2002.02.27) | エレファントカシマシ備忘録

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2002年2月27日に27th Sg.『普通の日々/ハロー New York!』が発売された。 

 

M-1 普通の日々

M-2 ハロー New York!

 

「(ドラマやCMに出演したことは)チャレンジのつもりで一生懸命やったんですね。でも結果的にですね、それはあくまでマイナスではなかったけれども、少なくとも音楽に返ってくる事がなかった。で、自分はやっぱりシンガーだから、歌の中でそういった全部の想いを表現していかなきゃな、ってすごく感じてさ。そいういうところの第一歩の曲です」

 

「それが『普通の日々』という曲で。だからそれは歌詞よりも何よりも“その曲と声”なんです。」

 

「いろいろ紆余曲折してる時にその『good morning』でやってない事、で、尚且つその基本的な事、自分達が生きていく上で柱になっていくものっていうのは結局、自分の歌であるっていう風に思ったわけですよ。それで小林(武史)さんっていうのはそういうサウンドプロデューサーで公共の部分でもリンクしているところがあるし、サウンド的にも非常にある種、和風のよきマニアックさを持っているから、そこを土台にして自分の歌が乗れば、それはきっとまた新しい効果を生むんじゃないか、とこう考えているわけですね」

 

「もう、中年なんで(笑)それほど心惹かれる事もないですね。物事も。ただただ、淡々と過ぎていっています。でも、それが一番カッコいいことだよ、きっと。ね」

 

(FC会報「PAO」Vol.22 2002年2月)

 

 

宮本浩次は、日本で音楽を作ることに、人並外れてこだわる男だ。

日本語で綴った抒情的な歌詞を、西洋で生まれたロックンロールという形式にのせて歌う。

(『ハロー New York!』について)日本政府のアメリカ追従外交とも、逆に巷に広がる無自覚な反米感情とも違う、とてもタフなアメリカとの向き合い方がある。心は東京にあり、NYにも好きな場所と文化がある。日本で音楽を作ることの意味を考え抜いてきた男が手にした、力みのない回答だ。

(ロッキングオンジャパン 2002年1月 神谷弘一)

 

 
 
 
 
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『普通の日々』