2012年12月19日にベスト『THE BEST 2007-2012 俺たちの明日』が発売された。
「……本当に、しっかり歌えてました。特に最初の“俺たちの明日”と“笑顔の未来へ”を聴いて、『なんてストレートに歌えていたんだろう』と思って」
「<さあがんばろうぜ!>とかさ、<笑顔の未来へ>って言ってるのは独り言なのかもしれない。でも、それが人に向かう時に、光にウワァーッとなるような……今までの辛い日々じゃなくて光のあるところへ連れていくんだって、本っ当に思いながら作ったの」
「音楽のこと、そして音楽によって世間に向かって自分達の存在をアピールすること、そのふたつだけを自分たちの全部を使ってやってましたねぇ」
「同じ4人が相も変わらず、また“俺たちの明日”から挑戦しているっていう姿……そういう感じは、僕がリスナーだったら好きだなって思うしね。だからエレファントカシマシっていうバンド自体が持ってる安心感はデカいと思うなぁ。実際、ひとりじゃ何もできないしね。どんなに粋がっても、僕はみんながいないとダメだしさ」
「今回、ミュージックビデオも全部観直してみたんだけど、その時その時の状態がちゃんと顔に表れてるんだよね。だから頑張ってやってきてよかったと思うし、本当にいい作品になったと思います」
すべては変わるものの、その中で何も変わらないものを掲げながらエレカシはここまで来た。
この1年の中でトミの離脱やこの記事にもある宮本の難聴など様々なことがあったが、それでもエレカシは変わらずに鳴らし、そして歌っている。
待とう。
必ず帰ってくる彼らを、今は待とう。
(「MUSICA」2012年12月 鹿野淳)
≪通常盤≫
≪初回限定盤A≫
<特典DVD>
☆2012年10月14日に日比谷野外大音楽堂で行われたライブを完全ノーカット収録
『序曲』夢のちまた/悲しみの果て/約束/リッスントゥザミュージック/月の夜/うつら うつら/見果てぬ夢/涙を流す男/花男/俺たちの明日/笑顔の未来へ/ズレてる方がいい
【公式】
『俺たちの明日』 日比谷野外音楽堂 2012年10月14日より
『THE BEST 2007-2012 俺たちの明日』ダイジェスト
【公式】
メンバーインタビューダイジェスト1
メンバーインタビューダイジェスト2
メンバーインタビューダイジェスト3
メンバーインタビューダイジェスト4
メンバーインタビューダイジェスト5
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