エレカシ CD AL.『奴隷天国』(1993.05.21発売) | エレファントカシマシ備忘録

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1993年5月21日に6th AL.『奴隷天国』が発売された。
  

 
「もう1回ハードなドラムやソリッドなギターみたいなものを自分達でも鳴らしたくなったし、聴きたくなったし。だからバンド回帰、原点回帰──まぁいつだってバンドなんだけどさ、でもファーストアルバムの、あのドラムが鳴っててシャープなギターが聴こえたっていうことがやりたい!と最初から目標を持ってリハーサルに入ったアルバムです」
「表面的にはドラム!ベース!!みたいに聴こえるんだけど、でも、秋風が吹いてたんです。アレンジの部分を僕が口を出さずにみんなに任せてやった最後のアルバムになると思うんですけど、もう秋風が吹いてて、寒々しいアルバムだなって……当時はそう思いました。ただ、今聴くと、その中にも歌詞とかでは凄く普遍的なことも歌われてるんですけど、でもバンドとしては次の段階に行かなければヤバい!!っていう……リハの後にサ店に行っても何も話すこともない!っていう状況で。あんまり口もきかなくなってきちゃってたんですよねぇ」
「綾部さんやエピックのディレクターの人とかも、どこか青ざめた顔で接するようになっているということにもさすがに気づいてるわけですよ。だから全体的に寒々しい状況のアルバムだったかなぁ」
(「MUSICA」2008年4月号)
 
 

 
 
 
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『奴隷天国』