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フーの宮島の「シカ」考

大好きな動物のはなし(=^ェ^=)

感じたことや、お伝えしたいことを駄文ながら書いています
ご覧になった方のコメントお待ちしております


昨日7/29宮島地域シカ対策協議会が開催されました。
取材に来ていた中国新聞社の記事が今日の新聞に掲載されていました。



宮島のシカ、市街地で増加 - 中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201307300192.html

ここで市街地と表現することの不確実性を問いたい。それは読み手側を錯乱させるに充分な言い回しだからだ。
市街地と一言で言い表すから違いが見えてこない。
ここでAブロックからCブロック迄の地理を把握した上で語らなければただの増加として誤解されてしまう。
その辺り中国新聞社記者さん、ぜひ廿日市市の資料を熟読いただき、深読みをして公共性も高く広島では影響力も多大なメディアとして本質的な把握をお願いしたい。




市街地とは?
桟橋~厳島神社を経て西松原迄のAブロックが前年比+18頭。
市街地東側の住宅地と山地部が近接、山地辺縁部に車道ありBブロックでは-46頭、
一番増えているのは市街地南側住宅地と紅葉谷、大聖院、大元公園のCブロックの+48頭。
と言うことは桟橋から厳島神社に向かう商店街や参道から鹿の群れは遠退き、少しずつ群れの形成が山側に移動していると見てとれるのではないでしょうか?
この記事では餌やりをするから市街地での鹿が増えるといった表現ですが、むしろ観光客が訪れるABブロックのうち、若干Aブロックの方は増えていてもBブロックは48頭も減少しているのです。




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実は先日の日記内容は広島県への意見としてメールしました。先日広島県より返信がありましたのでその情報開示とともにこちらから送った内容についてもお知らせいたします。
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー
フー宛に来た≪広島県総務局広報課≫からの返信です。


≪広島県総務局広報課≫様より

 宮島のシカは野生動物であり,自然の中で餌を取り生息しています。これを踏まえ,廿日市市が,宮島地域シカ保護管理計画に即し,市街地での生息数を減少させ,山に帰すために餌やりを禁止し,併せて,栄養状態の悪いシカについては保護し,回復を確認してから自然に帰すなどの管理を行っているところです。
 なお,県と環境省は廿日市市宮島地域シカ対策協議会にアドバイザーという立場で参画しております。モニタリング調査の情報公開については,調査実施者である廿日市市農林水産課にお問い合わせ下さい。
 <環境県民局自然環境課>

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー
読んでみて気付いた事。
県も環境省も宮島地区シカ対策協議会のアドバイザーであり、この件に関しては協議会を通してアドバイスする立場である。
あの組織図を見てもそのようには理解しなかったのですが、どうやら協議会の当事者として地元の関係者及び関係機関が対策を実施していると解釈できます。
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

ではどのようなメールを私から広島県環境課に送ったのか、内容はこちら。

広島県環境課様
宮島の鹿は戦後、給餌を受ける事で観光に役立てられ人間の近くにいることで生き長らえて来ました。

ところが約10年前増えすぎてあまりにも人馴れした鹿を適正な頭数にする為に「野生に返す」との名目で鳥獣特別保護区でありながら突然給餌を禁止されて久しいです。
宮島の鹿の歴史を辿ると野生だった事実が見当たりません。
したがって「野生に返す」ではなく「野生に変える」とした方が正確ですね。

栄養状態もこの10年間は過去最悪と言わざるを得ないです。

給餌禁止を推進するならばその救済措置として、
①芝草地の確保
②市街地の鹿の避妊措置(少なくともAブロック地区)

この二つを最低でも実行しなければ宮島の希少植物の絶滅にも直結するでしょうが、それについての懸念はおありなのかも甚だ疑問です。
また、相当な費用がかかろうが、今まで鹿が宮島観光の役に立ってきたことを考えればもう少し敬意を持って接しても良いのではないでしょうか?

植生環境も整わない、更には救済措置も取られないといった二重の苦しみを強いられた過酷な状況の中、鹿に弁当やお菓子を横取りされても頷ける話で、観光客様にとってはたまったもんじゃありませんが、地元の人が鹿を責めるのも筋違いです。

その二つの救済措置は実は廿日市の宮島地区鹿保護管理ガイドラインにもちゃんと記載されています。
現存する鹿の生きる権利が守られるのであれば、給餌禁止も頷けます。
ところが、その施策を検討する環境省、県、廿日市、地元宮島住民で構成される機関「宮島の鹿対策協議会」なるものが別に設けられており、なぜか毎年同じ特定の同一専門家によるモニタリング調査結果によって毎年芝草地造成案は却下、そのモニタリング調査による繁殖率の結果から避妊措置も行わないと結論付けられ続けています。

ちなみにその協議会には観光客や一般人は参加はできず傍聴のみです。

また、そのような重大な協議内容を決定付けた裏付けとなる繁殖率の詳しいデータの情報開示をお願いしたいのです。
ボランティアが給餌をしていなければもっと鹿は淘汰されていたはずです。
何故ならば狭い宮島に現存する植生環境で鹿を養える環境収容密度は限界に達しており小型化、受胎能力の低下によりようやく今の状態を維持している訳ですから。
これはどうも保護対策と被害対策を混同されているような気がしてなりません。

もっと市民にも理解を得られるようにモニタリング調査結果で得られる繁殖率から導きだされたとされている芝草地と去勢避妊を先送りにされる論拠を示してください。

それがなされない限りいくら餌やり禁止といっても観光客はもちろん一般の人の理解は得られる事は無いでしょう。


余談ですがいろんな方から県政提言に寄せられるメールに対しての環境課様からの返信がどうも紋切り型ですので、血の通った個別の返信を望んでおります。

下にご参考までにその紋切り型とされる文章をのせておきます。

宮島のシカ対策への御提言をいただきありがとうございます。宮島のシカ対策につきましては,平成19年度から廿日市市が,学識経験者(専門家),地元宮島町の関係者及び廿日市市で構成する「廿日市市宮島地域シカ対策協議会」を設立し,その協議会において,シカの生息状況等に係るモニタリング調査結果や宮島地域シカ保護管理計画等に基づき協議を行い,シカの順応的管理を実施しているところです。広島県といたしましては,この協議会において合意形成された方針を尊重して参りたいと考えておりますので御理解のほどお願い申し上げます。なお,協議会事務局の連絡先は廿日市市農林水産課となっております。また,廿日市市のホームページにシカ対策の経緯、シカの現状等を掲載していますので,ご覧になってください。




広島県のゆるキャラにも使用されている鹿達。
広島で鹿と言えばそう、宮島の鹿を一番に連想しますね。

「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動マスコットキャラクター「モシカ」




鹿は世界遺産のある「宮島」で生息しており、「広島」を連想させる動物です。
みんな、宮島の鹿を愛してやまないのです。

宮島に観光でいらっしゃる主な理由、それは鹿に会えるからといった声が多いのです。

野生に変えるまでの道程は遠そうです。



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宮島の鹿は戦後、給餌を受ける事で観光に役立てられ人間の近くにいることで生き長らえて来ました。

ところが約10年前増えすぎてあまりにも人馴れした鹿を適正な頭数にする為に「野生に返す」との名目で鳥獣特別保護区でありながら突然給餌を禁止されて久しい。
宮島の鹿の歴史を辿ると野生だった事実が見当たりません。
したがって「野生に返す」ではなく「野生に変える」とした方が正確ですね。

栄養状態もこの10年間は過去最悪と言わざるを得ない。

給餌禁止を推進するならばその救済措置として、
①芝草地の確保
②市街地Aブロックの鹿の避妊措置

この二つを最低でも実行しなければ宮島の希少植物の絶滅にも直結するでしょう
が、それについての懸念もおありなのか甚だ疑問です。

例えば鹿に弁当やお菓子を横取りされても頷ける話で、観光客様にとってはたまったもんじゃありませんが、地元の人が鹿を責めるのも筋違いです。

その二つの救済措置は実は廿日市の宮島地区鹿保護管理ガイドラインにもちゃんと記載されています。
現存する鹿の生きる権利が守られるのであれば、給餌禁止も頷けます。
ところが、その施策を検討する環境省、県、廿日市、地元宮島住民で構成される機関「宮島の鹿対策協議会」なるものが別に設けられており、なぜか毎年同じ特定の同一専門家によるモニタリング調査結果によって毎年芝草地造成案は却下、そのモニタリング調査による繁殖率の結果から避妊措置も行わないと結論付けられ続けています。

ちなみにその協議会には観光客や一般人は参加させてもらえず傍聴のみです。

また、そのような重大な協議内容を決定付けた裏付けとなる繁殖率の詳しいデータの情報開示をお願いしたいのです。
ボランティアが給餌をしていなければもっと鹿は淘汰されていたはずです。
何故ならば狭い宮島に現存する植生環境で鹿を養える環境収容密度は限界に達しており小型化、受胎能力の低下によりようやく今の状態を維持している訳です。
これはどうも保護対策と被害対策を混同されているような気がしてなりません。

もっと市民にも理解を得られるようにモニタリング調査結果で得られる繁殖率から導きだされたとされている芝草地と去勢避妊を先送りにされる論拠を示してください。

それがなされない限りいくら餌やり禁止といっても観光客はもちろん一般の人の理解は得られる事は無いでしょう。




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市街地の鹿においての被害がもっとも顕著であるにもかかわらず、お好みワイド番組内で紹介されたあのまばらな芝草地をその市街地の鹿はどうやって自生していく拠り所にするのでしょうか? 

百歩譲ってその芝草地が鹿を自生させるに足りる環境であったとしても、相手が人間なら食べ物を探して人づてにでも聞いてそこへたどり着くかもしれませんが、鹿の習性、縄張りをまったく無視したもので他のエリアの鹿に対しての救済措置がまったくなされていません 

そもそも、このコーナーのお題はなぜ鹿煎餅をあげてはいけないの?です 
この質問者の方は明らかに観光客が目に触れるエリアに棲む鹿の事を指しています 

この大前提を忘れてしまってる限り視聴者にとっては非常に消化不良なモヤモヤ感が残ります 

第一、宮島を訪れた時に私達はこの痩せこけて飢餓状態の鹿について子供達にどう説明したら良いのでしょうか?神の遣いにどうして餌を与えてはいけないの?と子供達は尋ねるでしょう 

遠くの縄張り外に餌場があるんですよと矛盾した説明でこどもたちを説得できますか 
平和教育で命の大切さに取り組んで久しい広島です 
命の尊さこれをどう教えていくのでしょう 

公共のメディアとしてこのような軸のブレを生じさせたまま発信していく事の責任を明らかにしてほしいものです 


先日宮島の鹿のボランティア活動を長くされておられる方々にお話をうかがう機会があり私なりに感じた事を書きます。

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市街地に生活の基板を置くシカ達と山に生息圏を持つシカ達を区別して考える必要があります。

主に一番の迫害を受けて
いるのは市街地で観光客に愛嬌をふりまき、先代から野性でも何でもない人間に馴れているシカ達です。
この2年位の間にも作為的にか飢餓で弱ったからかどうかは不明ですが頭数が激減しています

古くからいた子が消えて比較的若いシカしかいません。

他の保護活動団体は(一部の活動団体を除いては)市街地のシカには手を差しのべない考えのようですが、私達は今目の前にいる鹿も助けるという考えのもと活動を続けております。

市街地鹿に給餌しない理由というのはその団体がいう事にも一理あります。そこではおいしい餌をもらえると学習した鹿が人間にどっぷり依存してしまい、自力で生きていく術を持てなくなってしまう。或いは人間を恐れない鹿は容易に悪意のある人間から虐待やイタズラを受け、またひもじい時には観光客が食べたあとのビニール容器や木の串を食べ病気や怪我を負う。だから不幸な鹿をこれ以上増やさない為に市街地では給餌しない。

確かにこれは正しいですが、病気や怪我をする前に今ここに強烈に腹を空かせている状態で虚ろな目をさせて動けない子達がいるのです。食べなければ生きていけないのです。

こうなると野性云々を語るのはナンセンス、それよりも半ペットと化した鹿を管理保護していく必要性が生まれてきます。

だから市街地のシカだけは別格と考えるのが妥当で去勢、避妊が不可欠です。
それが実行されれば給餌活動にも支障をきたさないのではないでしょうか?
まずは牡鹿だけでも去勢させるよう、行政に働きかける事が重要では無いでしょうか?

避妊去勢と言うと野性のシカなんだから自然に任せるべきだとか、虐待だとかいう輩にはもう一度だけ言います。

宮島の市街地にいる鹿をご覧なさい。
この子達のどこが野性ですか?完全に飼い慣らされた犬猫同様です。






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GWのご予定はお決まりですか?宮島観光ついでにぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ




日付:5/4(金)
時間:13時から
場所:宮島桟橋無料待合室2階

宮島の鹿愛護会としての共有事項について確認
今後の活動方針、会員、寄付増大にむけての抜本的改革
鹿を救う為のアイデア等

初の顔合わせになります
あまり堅苦しくなく楽しい会になると思います

ご興味おありの方、会に入るかどうかわからないけど現状を知ってから検討したい方、ぜひ奮ってご参加くださいませ

3日から5日までゴミ拾い活動もされる予定です

http://miyajimanosika.blog111.fc2.com/?no=91
先月骨折してうずくまっていた鹿の事がどうしても気になり、廿日市環境産業部農林水産課様へ再度メールしましたあせる
その内容はコチラ

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廿日市市 環境産業部 農林水産課 御中

骨折鹿について獣医師に依頼し、処置を施しましたとの知らせをいただきました

ありがとうございます

飲み込みの悪い私には疑問に感じる点がございます

まず、いつどのような処置(治療)をなされたか

回復の見込みはいつ頃でどこで療養させているのか
鹿は馬や牛と違い、最悪三本足でも生きていけるそうです
但し食物があればの話ですが

そのあたりについての返答を期待していただけに正直残念に思いました

もし教えていただけるならどのような処置をなされたのか具体的にお願い申し上げます

返信メールにいただいた宮島の鹿についての方針も拝見しました
今宮島の鹿を自然にかえす、増えすぎた鹿を適正な数にしていくというものですが、まさか適正な数にするために病気の鹿や怪我をした鹿に対して適切な治療をしないというのは別次元の話ですよね

世界遺産の名のもと、観光大使として愛嬌をふりまいていた鹿達の姿が何年か前に比較して激減したなと感じてはいました

たまに見かけた鹿の脇腹に向けて住民らしき女性がボコッと音が聞こえる位の蹴りを入れていました

鹿は神の遣いだと認識していただけに同行していた他県から来た友人に対して恥ずかしい思いをいたしました

そんな個人レベルの話はさておき
先ほどの疑問点についてのお返事をお待ちもうしあげます

季節柄厳しい寒さが続きます
お身体ご自愛くださいませ
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以上が私から出しましたメールです

それに対しての返信来ましたのでここにお知らせいたします

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ご返信有難うございます。
宮島地域の鹿対策として、病気やケガをした鹿については、江之浦地区にある保護施設で治療等を行う事としております。
1月上旬にご連絡いただいた件につきましては、担当課(宮島支所観光管理課)に確認したところ、職員が獣医師と同行し、ケガをした子鹿を発見しましたが(親鹿と一緒)、冬期のため、麻酔による捕獲では死亡する危険性が高いので、しばらく様子を見て、その後麻酔による捕獲を行い、保護施設で骨の切断等を行う予定です。
なお、職員が1月下旬に谷ヶ原地区でこの鹿を確認したとのことです。
今後も市行政に対するご意見、ご連絡をよろしくお願いします。

 平成24年2月13日

            広 島 県 廿 日 市 市
            (環境産業部 農林水産課)


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廿日市市 環境産業部 農林水産課
〒738-8501
広島県廿日市市下平良一丁目11-1
TEL 農業振興係 0829-30-9143
  林業振興係 0829-30-9148
  水産振興係 0829-30-9144
FAX 0829-31-0999
E-mail:norinsuisan@city.hatsukaichi.hiroshima.jp
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心配されていた皆様、よかったですv(^-^)v谷ヶ原で発見したらしいです
行政の方もなかなか捨てたもんじゃないですね(´∀`)
もっとお互いが歩み寄って更なる協力体制を取って行けるような擦り合わせが必要となりそうです



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雪が降る日の冷たい川の中に猫を放り投げれるこの男はどんな精神構造をしているのか!!

軽犯罪扱いだとすぐ釈放されるので、最低でも懲役20年位にしてほしい。

譲り受けた子猫、翌日殺す…男を詐欺容疑で逮捕 (読売新聞 - 01月24日 19:36)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120124-OYT1T00974.htm



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