収穫祭

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我が家の玄関先の「すもも」が食べ頃を迎えました

ハニー・アップルワインも2次発酵を終え冷蔵庫で眠っています

そこで友人を招いて“天”の恵みに感謝する「収穫祭」を行いました

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何だかんだと言いつつも 要は宴会をしたいだけの事だろうって?

いえいえ、神聖な祭り事ですとも!

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すもも」は当地へ引っ越しをして直ぐに植樹した物で樹齢は26歳と

なりました 年を経る毎にその実は大きくそして美味しくなって

参ります 遂にはネクタリンと見紛う程の大きな実を付けるように

なりました



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先ず皆で収穫の後 祭りの宴に突入しますハニー・アップルワインは

スパークリングにする為に発酵を終えたワインをボトルに入れリンゴ

ジュース少々とグラニュー糖6gを加糖し常温で二次発酵させ

前日から冷蔵庫で冷やしておきました




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シャンパン並みの炭酸を計算しビール醸造時の二次発酵よりも糖分を

多くしてあります(ビール密造は遠~に卒業しております)

乾杯酒は勿論スパークリング・ハニー・アップル・ワインです

期待に胸が高鳴ります 泡立たないように静かにキャップを外します

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グラスに注ぐとシュワー!期待以上の泡立ちは正にシャンパン

そのものです 乾杯!!リンゴ風味の良質のシャンパンに感嘆の声!!

上出来です 前回の「紹興酒」は酸味が強く余り好評ではありません

でしたが・・・面目一如・汚名挽回です



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<宴会に夢中のあまり写真撮影忘れにてしまい以前の写真です>

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かくしてウイークエンドの夜は賑やかに暮れて行きました

次は何を密造しょうかな・・・思いは馳せます

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シーズン真っ只中


っと言っても 

何時も真っ只中にいるようなものですが・・・


5月連休初めのテニスシングルスではタイブレーク9-8(7)で負け

自身の弱さを露呈する結果に終わり己を許せない思いで一杯でした

二度と同じ轍を踏まないとの思いを強く持ったのです


昨日の日曜日からダブルスの試合が始まりました

トーナメントで二試合あり何とか勝ち上がり来週の第3・4試合へ

繋ぐことが出来ました


第一試合 相手はテニスクラブ所属大学生とそのお父さんです

流石に現役の球には威力が有りますね 最初リードを許しましたが

球威にも慣れお父さんのミスも有り9-7のフルセットで勝ち

第二試合へ駒を進めました


相手は上位シードのベテランプレイヤーですが当方はノーシードです

ベテランと言っても私達よりも10歳以上下の若造です

パートナーとの申し合わせの言葉は「年の功で行こうな!」です


午後からの試合は雨がぱらつく中での壮絶な試合となりました

最初からお互いにミスの無いシーソー・ゲームです

8-7でリードしていましたが相手のコードボール等不幸が重なり

8-8のタイ・ブレークにもつれ込みました


先のシングルスの再来です

小雨降る中にも関わらずコートの周りに人垣が厚みを増して参ります

序盤1-4とリードを許しましたが徐々に詰め8-8としました

そしてファーの煮詰まったラリーでボレーに出る前衛の裏をかいた

ダウンザラインショットがアレーの右寄りにきれいに決まりました


もう一息です・・・気を抜けません・・・が緊張する必要も有りません

相手のサーブです

色々な思いを振り払い一球に集中します 相手も同じ思いのはずです

第1サーブ・フォルト観客席の静まるのが分かります

第2サーブ・フォルト・・・


会場のドヨメキト同時に対戦相手のお二人から「や~!参った!!」

お二人とも心の重圧を懸命に堪えていて最後に出て来た言葉でした


・・・お若いの修行が足りねえぜ「年の功」をなめてはいけないよ

とは言いませんけどネ・・・

一言多いのが品格を貶めるですって?それが私の特性なのですよ!


お互いに言葉を掛け健闘を讃え合い握手でにこやかに別れました

とても充実し自分自身にエネルギーを充填できた爽やかな

一日となりましたとさ

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ある思い出

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毎朝 元気の源を頂いている何時もの通勤農道では田植えが終わり

頼りなげに見えていた稲の苗も田圃の土壌にすっかりと根を張り

若武者の如くピンッと真っ直ぐに天に向かって伸び頼もしげに

風になびいています




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日に日に成長していく苗を眺めるのは何よりもの喜びです



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米と言う字は 八十八と書きます

収穫を迎えるまでお百姓さんは田圃を這い回り八十八もの工程を

愛情を持って遂げる事により初めて美味しい米の収穫が望めるのです

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本物のおにぎりを食べた事が有りますか?

お母さんが愛情をこめて握ってくれた「おにぎり」勿論美味しいですし

本物です 

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私が若かりし頃のある晩秋 富山の友人を訪ねた時彼のお母さんが

丹精を込め収穫したばかりの天日干の籾をわざわざ玄米に挽いて

白米にし昔ながらの釜戸と刃釜で炊いた炊き立てのご飯を

おにぎりにして出してくれました

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農家としての最高のもてなしで迎えてくれたのです

荒塩でにぎっただけのシンプルなものでしたが 余りにもの美味しさと

お母さんの心からの「おもてなし」に涙を流しながら頂いたことを

思い出しています

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母親としての限りない愛と優しさ 

そして農耕民族である日本人としての誇りをそこに見たのです

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お母さんの最愛の息子はその後大学教授となりますが これからと

言う時に病に倒れ若くして亡くなってしまいます 掛け替えのない

友人を亡くしこの世の無常と言うものをつくづくと思い知りました

お母さんを見送ってから亡くなったのがせめてもの親孝行・・・

<3月18日“加賀百万石”で書いた亡くなった富山の友人の事です>

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シトシトと降る雨は ただ眺めているだけで人の心を色々な場所へ

いざなってくれるのです

・・・ただそれだけの事です

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