👆きのうは講談の「神田紅佳の会」に行ってきました。

墨亭とは?地図検索すると隅田川の東の本所のど真ん中!

“神田紅佳” (かんだべにか)は何回も聞いてはいるものの

知らない場所での“ひとり会“に興味というか好奇心があった。

 

一席目「笹野名槍伝〜海賊退治」

マクラで…「このお話…久しぶりに師匠に稽古をお願いしたんですけど…

ワンセンテンス喋る(読む)とダメ…またダメと厳しかったです…」と。

師匠の紅(くれない)先生には〈大師匠(3代目山陽)の海賊退治を100%正確

に受け継いでいるのは紅である〉というプライドがあるらしく、だから

弟子にもちゃんと伝授したいという…師弟愛(厳しさと温かみ)の話が

やんわり披露された。

 

トーク(席亭•瀧口雅仁と神田紅佳)

私の隣に座った女性に席亭の方は演芸評論家で大学の講師でもある

瀧口雅仁さんですと教えられた。さすがの話術はざっくばらんで、

でもちゃんと芸人•神田紅佳の目指す方向や人柄を聞き出してくれた。

瀧口さんの名古屋土産というクッキーも配られ和やかな雰囲気だった。

何より小さな寄席ならでは特長…演者と客も皆んな同じ家族だみたいな

親近性が心地良かった。

 

お仲入り

 

 

 

二席目「朝顔日記〜島田の宿・大井川川留め」

初めて聴いたのですが、イイ話で…もう彼女の得意根多になって

いるかもしれないが…紅佳さんに合っていると思えた。

ひとり会は、寄席と違って客の全てが自分のファンである。

時間の制限もなくたっぷりと語ることができるので、演者は

演り甲斐があり、勉強になるのであろう。

 

帰り際、紅佳さんから「お名前は?」と訊かれた。芸人さんの

愛嬌であると分かってはいても満面の笑みで声を掛けられ

嬉しくなった“じいさん☺️” でした。

 

 

 

お付き合いありがとうございました😊