もうマッサンとマッサマンは迷わない(仙台旅行記パート1) | 雨宮あさひの日記

雨宮あさひの日記

面白いものを作り続けたい。

6月3日から夫さんと仙台に旅行に来ております指差し


目的は鹽竈神社伊達政宗公を訪ねることですが、

せっかくの遠出なので、JR東日本さんの有り難い宿泊パックで3泊4日のゆったり旅でありますセキセイインコ黃


1日目は東京の豪雨を抜けて、仙台駅に到着

至って庶民派の私たちは、まずは地元のスーパーに偵察。

これは安い、あれは安くない。

など色々比較しながら遊んで、

明日に向けて休む。



2日目

毎朝カフェで1日の行動を確認して動くというルールに基づき

朝はサンマルクカフェへコーヒー


厳しそうなパートさんとチャラい学生のバイトさんのやり取り微笑ましく、我々はニッカウィスキー宮城峡蒸溜所の工場見学への道のりを確認。


意外と時間がないことに気づき

熱かったミルクティーを急いで飲み干し、

走って作並へ行く電車に乗り込む


電車とバスに揺られ1時間

ニッカ橋から

ニッカウィスキーの蒸溜所へロックグラス 


蒸溜所の入口から受付口まで

川のせせらぎを聞きながら大自然の中を

15分ほど歩くと館内へ到着

入った瞬間から気高い空気に包まれる
これがニッカウィスキーの蒸溜所
自然との調和を最優先にされ、
その中で育まれるウィスキーの息吹が
隅々から感じられる


そんなマーベラスな気配に包まれる受付で
紳士的な気持ちで名前を伝える🌹



予約は明日だった…

あぁ…気高く楽しみな気持ちは諸共に崩れる

とりあえず、道は分かったし
明日またこの大自然の空気を吸いに来れるのだ!
むしろ明日で良かったじゃないなか笑い泣き
無理やりプラスに捉えようと
私の脳みそがバグり始めるやいなや

「本日にご変更されますか?」

天使のような笑顔の女性スタッフさんのご厚意により、

変更して頂きました泣き笑い


なんだか工場見学の人も少なそうだし、

きっと満員じゃなくてすんなり変更していただけたんだ!
いやー、なんてついているんだろう💕

そして、そろそろ時間かしら?
というとき、
チョイといかつめのツアーガイドさんらしき人が現れ

「ハイハイハイ!皆さんまもなく見学始まりますから、ここで待機してください!ハイハイハイ!こっち!こっち!

と、ラグジュアリーな空間を破壊しにきたのかと思うほどの大声で、団体さま御一行のケツを叩きながら御一行さまを待機ルームにぶち込む

「俺、ここで飲みすぎるかもしんねーわー」
「ふざけんなよ!お前勝手に俺の写真とんなよ!」
「私、映像とか見てたら寝ちゃうかもー」

決して若くはない団体さま御一行
しかし何故か学生のノリで
大いに羽目を外してることは間違いない大人たち15人くらい

この人たちと見学するのか…真顔

いや、そもそも我々は予約を間違えた不届き者なのだ
何かを言える立場ではないのだ

なんだか天国と地獄を行ったり来たりするような心地で見学スタート

真剣に見学ツアーのガイドさんの話を聞く人

ずっとふざけて、ただ歩いてる人

本当にただ歩いてるだけのように見える人

ガイドさんの話を聞くおじさんの顔を間近で撮る記録係っぽい人


羽目を外した大人の集団って面白いなぁ~


気づけば私が一番真剣にウィスキーの工場見学を受けていなかった真顔。。。。


と、そんなこともない!

これは、かつて使用されていた乾燥塔
ここで乾燥した麦芽とピートという泥炭を一緒に燻し、あの独特のスモーキーな香りをつけながら製麦していた場所
※今は使用されず、シンボルとして残る
ニッカウィスキーでお馴染みのあのおじさんは
ローリーさんという人で
嗅覚が異常に優れていた有名なブレンダーだったこと

もろみになったモルトをポットスチルという蒸溜器で2回蒸溜することで、アルコール度数を上げて、無色透明の原酒を造っていること!
そしてしめ縄は余市のウィスキー工場でも付けられている、ニッカのこだわりであること!

原酒を樽につけておくことで琥珀色の色が付き、
さらに少しずつ蒸発することで熟成度が上がって行くということ!
その、少し蒸発して減っていくウィスキーを、
「天使の分け前👼」
と呼ばれていること!

意外と覚えているもんです!(自画自賛)

いやー、楽しかった楽しかった!
有難うございました〜〜〜!

と思ったのもつかの間
ここからが本番。

なんと


宮城峡を試飲させてくださったのです!

さらに、とってもまろやかなスーパーニッカとジュースのように飲みやすいアップルワインもりんご

ちなみに、見学も試飲も、全て無料

仙台に行ったら、ぜひとも行ってみてほしい!
めちゃくちゃ最高ですから!

その後、お土産コーナーと有料の試飲コーナーで
た~くさん楽しみました!

特に、有料の試飲コーナーでは、
今やなかなか手に入らないと言われている竹鶴
そして、本当に見たことのないというウィスキーは、
マッサン(竹鶴政孝さん)の情熱をそのまま頂いているようで、敬意無しでは飲めない最高の味わいでした

ちゃんとマッサン観てれば良かったなぁー。。。

結果、5時間くらいコチラの蒸溜所に滞在して、帰ってずんだシェイクを飲んで、2日目終了

ちょっと長くなったので、一旦ここまで!
3日目と今日のこと、帰りの電車で書ければと思います!
ながーいブログ、読んで頂き有難うございました😊!