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ずいぶん前の事になりますが

ある日の朝に起きてしばらくして、気が付きました。
 
耳が、というか鼓膜のあたりの感覚が
 
おかしいということに…。
 
このことについてお伝えしたいなと思います。
 
 
 
耳管という鼻と耳とをつなぐ細い管が閉じなくなったみたいで
 

呼吸をすると空気の動きがそのまま鼓膜にも届いて

 

ゴー、ゴーっと吸ったり吐いたりするごとに

 

鼓膜の内側?から風が当てられているような感じでした。

 

自分の声も鼓膜の内側と外側から響いてくるような

 

大きな音として聞こえてしまい、大きく響きすぎて

 

声を出すことが苦痛になりました。

 

 

 
 
 
 

水分をとって、頭を下に下げることにより

 

一時的な症状で治まりましたが

 

しばらくは時々症状が出てしまっていたもので

 

治らなかったらどうしよう、と不安にもなりました。

 

 

 

 

 

 

私の場合、生活を工夫したり、対処法を繰り返すことで

 

症状が続いてしまうことはありませんでしたが

 

朝も昼も夜も、寝ている時も

 

もしこの症状が続いてしまっていたら

 

精神的にも参ってしまうのではないかなと思います。

 
 
 

幸い、私の症状は、一時的で治まりましたし
 
最近は、こまめに水分を摂るなど工夫をしているので
 
たまに繰り返すくらいに落ち着きました。
 
もし、こんな症状でお困りの方がいらっしゃるのなら
 
耳管開放症が原因かもしれません。
 
 
 
 
 
特効薬はないようですが
 
日常生活の工夫で軽減できるようです。
 
このことについてお伝えしたいなと思います。
 
 
 
 

耳管開放症って?

 

耳管が「開きっぱなし」になる病気のことなんです。

 

「耳管開放症」とは

 

通常は閉じている「耳管(耳・鼻・のどをつなぐ管)」が

 

開いたままになり、さまざまな症状が起こる病気です。

 

人間の耳管は、普段は閉じていますが

 

ツバを飲み込む、あくびをするといったタイミングで

 

開放する仕組みになっています。

 

開放するのは、中耳(鼓膜の奥の空間)の

 

圧力(内圧)を調整するためです。

 

 

 

 

 

ところが、耳管を開いたままになると

 

めまい・耳鳴り・聴力低下などの症状があらわれます。

 

そして症状が続くと、精神的なストレスがたまり

 

日常生活を普通に過ごすことが困難になるようです。

 

耳管開放症は、無理なダイエットの後や

 

妊娠のタイミングによって起こりやすいことから

 

男性より女性にやや多く発症するといわれています。

 

 



症状は?

自分の「話し声」が頭に響いてしまうことなどです。

 

耳管開放症の症状は、おもに3つあります。

 

 

 

 

①耳閉感

耳がこもる感じ、耳がふさがった感じとともに

 

頭がボーッとする症状が見られます。

 

耳への空気の出入りがうまくいかない状態で、

 

この症状は中耳炎などでも見られます。

 

 

 


②自声強聴

自分の話した声が耳や頭のなかで

 

グワングワンと大きく響いて聞こえる症状です。

 

耳管開放症にかかる患者の約90%が経験する

 

といわれています。

 

他人の話し声が聞き取りづらく

 

日常的な会話にも支障が出ると考えられます。

 

 

 

 

 


③自己呼吸音聴取

 

常に自分が息を吸っている(呼吸している)音が

 

聞こえる症状です。

 

耳管開放症のみで見られる特徴的な症状

 

といえるでしょう。

 

呼吸にあわせて

 

鼓膜を内側から叩かれるような音が聞こえます。

 

他にも、頭痛やめまい、肩こりなどに悩まされることがあるでしょうし

 

立っていたり座っていたりするとおきていた症状が

 

頭を下に下げると症状が改善するのも特徴です。

 

 

 

 

 

 

原因は?

耳管開放症の原因は、さまざまありますが

 

代表的なものは『急激な体重の減少』と言われています。

 

急激に体重が落ちると

 

耳管のなかを適度に締める役割の

 

耳の脂肪細胞もあわせて痩せてしまうため

 

常に耳管が開いた状態になることがあるそうです。

 

急なダイエットや病気・手術などのあとに

 

耳管開放症を経験する人が多いようで

 

そのために起きるとされています。

 

 

その他にも、疲労、睡眠不足、ストレス、手足の冷えや

 

低血圧に血行不良、妊娠、女性ホルモンの影響

 

中耳炎などの耳の病気の影響
 

といった幅広い原因によって発症しているそうで

 

原因が特定しづらいケースも少なくないそうです。

 

 

 

 

 

 

対処法は?

耳閉感、自声強聴、自己呼吸音聴取といった症状を

 

感じるようなら、耳鼻咽喉科を受診されることをオススメします。

 

診断は、耳鏡、顕微鏡、内視鏡などによって

 

鼓膜を観察したうえで判断されるでしょう。

 

 

 

 

 

 

耳管開放症は、決定的な治療法がありません。

 

症状が軽いうちは、自然治癒を期待できる場合が

 

ほとんどだそうです。

 

ストレスや過度なダイエットが原因の大半であるため

 

「生活スタイルの改善」が指導されます。


①適正な体重へ誘導するための食事指導


②十分な水分補給


③耳周辺の血流を促進させるマッサージ


④適度な運動


などについて詳しい説明があるかと考えます。

 

他にも必要に応じて治療を行われると思います。

 

 

 

 

 

 

私も、②自声強聴と③自己呼吸音聴取の症状がありました。


食事などの栄養、運動、睡眠など生活を整えていただいても

 

ご紹介した症状がみられる方はガマンせずに

 

耳鼻咽喉科に受診なさってくださいね。




体調を崩さないように工夫してます。

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