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ご自身や身近な方で
 
アルコールを飲むのが好きな方はいらっしゃいますか?
 
ビールにワイン、日本酒、焼酎など
 
皆さんそれぞれの、お好みがあると思います。
 
仕事を終えた後や、ご家族との一杯が
 
1日頑張った自分へのごほうびという方も
 
いらっしゃるかもしれません。
 
 
 
 

お酒を飲むのは、楽しい時間ではありますが
 
お酒が入ると自制心が弱まりやすくなるため
 
ついつい飲み過ぎたり、食べ過ぎたり
 
しやすくなってしまいます。
 
 
 
 

厚労省の飲酒ガイドライン

厚労省が先日の2月19日に
 
飲酒ガイドラインを策定しましたのでご紹介します。
 
 
 
 
 
 
生活習慣病リスクを高める純アルコール量の参考値として
 
「男性1日40グラム以上、女性20グラム以上」と定めていて
 
20グラムはビール中瓶1本(500ミリリットル)

日本酒1合(180ミリリットル)に相当します。




 
疾患ごとに発症リスクが高まる酒量についても
 
純アルコール量換算で示していて
 
発症リスクが高まる量として
 
大腸がんは男女ともに1日20グラムとしています。
 
 
 
 
 
ただ、高血圧や男性の食道がん、女性の出血性脳卒中などは
 
少しでも飲むと発症リスクが高まる恐れがあると指摘しています。
 
より少ない飲酒量とすることが望まれるとしています。
 
 
 
 
 
これまでは「酒は百薬の長」とか、「適量なら体に良い。」とか
 
よく耳にしたと思いますが
 
アルコールは飲まない、あるいは出来るだけ少なくするのが良い
 
ということのようですね。
 
 
 
 
 
お酒好きの方には厳しい内容となっていますが
 
そうは言っても
 
急にお酒をやめられないという方もいらっしゃるかもしれません。
 
そこで、ちょっとした工夫をしてみませんか?
 
 
 
 

おつまみを工夫してみませんか?

お酒で摂るエネルギーを考えると

 

おつまみは600kcal以下が理想的と言われています。

 

高エネルギーのメニューは

 

肝臓に負担をかけ肥満を招くため、ご注意ください。

 

メニューによって脂質や糖質に

 

塩分が多いものがありますのでバランスよく食べてください。

 

 

 

 

 

 

空腹で飲んでしまわないように

 

飲む前にお通しを食べるか、それがなければ

 

最初に枝豆や豆腐や

 

オクラの和え物などのネバネバ食品をいただくといいでしょう。

 

大豆類は、肝臓でアルコールの分解を助ける

 

たんぱく質やビタミンB1が豊富に含まれており

 

ネバネバ食品は

 

消化管の粘膜を保護する役割をしてくれます。

 

ただし、枝豆を食べる時は塩分の摂り過ぎに

 

気を付けましょう。

 

揚げだし豆腐や厚揚げをいただく場合は

 

脂質が高めなので、ノンオイルの野菜料理などと

 

組み合わせるといいでしょう。

 

 

 

 


魚料理ならば、低エネルギーで低脂質

 

そして高たんぱく質な刺身料理をオススメします。

 

旬の味を楽しむために

 

ネタにはしょう油を少しだけ片面つけて

 

つま野菜を巻いて食べましょう。






干物や練りものには塩分が多く

 

揚げ物は脂質が多めなので

 

量を加減して食べてください。

 

 

 

 

 

 

ご自分で準備、料理されたり、お惣菜として購入されたり

 

飲食店で注文される時などの

 

参考にしていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

アルコールなしの休肝日も作ってください。

どんな人でも休肝日を

 

週に2日は持つことが望ましいとされています。

 

お酒を飲まない日を作ることが

 

全体の飲酒量を減らすことにつながります。

 

 

 


 

健康のことを考えると

 

アルコールは飲まない、あるいは出来るだけ少なくするのが良い

 

とされましたが


そうは言っても、アルコール好きの方には

 

生活に欠かせないものだと思います。

 

どんな時でも節制を忘れないよう

 

楽しんで飲むお酒であって欲しいなと思います。


 

 

 

 

アルコールのせいで

 

生活や仕事に支障が出るような状態の方は

 

アルコール依存症の可能性がありますので

 

専門機関等にご相談くださいね。

 

 

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