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案外、痔でお悩みの方は多いと感じます。
 
痔には無縁のように見える若い女性も
 
便秘で硬い便だったりすると肛門の出口が切れて
 
痛くなったり、出血したりすることがあります。
 
若い患者さんにも時々、痔の薬を処方しています。
 
CMなどでよく知られている薬を購入されて
 
使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
このことについてお伝えしたいなと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

痔になる主な原因は?

痔になる主な原因として

 

『便秘』や『下痢』

 

『排便時のいきみ』に『座りっぱなし』などがあります。

 

 

 

 

 

痔にはどんな種類がある?

痔とは肛門の病気の総称で

 
『いぼ痔(痔核)』『きれ痔(裂肛)』『痔ろう』の3種類が知られます。

その中でも特に『いぼ痔(痔核)』と『きれ痔(裂肛)』の2種類は多く見られます。
 
この2つは痔のお薬での治療の対象になります。

 

痔ろうにまでなってしまうと医療機関での処置が必要になります。

 

 

 

 

 

 

痔を予防する、改善するには?

 

排便のリズムをつくる

便秘は痔の一番の原因です。
 
お通じが定期的にないのは
 
ライフスタイルに問題があるのかもしれません。
 
とくに朝は便意を感じやすい時間帯です
 
このときに支度が忙しくて
 
便意を我慢するような生活をしていては
 
便秘を招きます。
 
早めに寝て生活にメリハリをつけ
 
排便のリズムをつくりましょう。

 

 

 

食生活を改善する

朝食を抜くと

 

痔の大きな原因である便秘になりやすくなります。

 

しっかり朝食をとれば胃が動き出し

 

大腸も活動しますので

 

毎日排便のある生活ができます。

 

また食事は食物繊維を意識して食べましょう。

 

食物繊維は消化されず、大腸の運動を刺激して

 

排便をスムーズにします。

 

バランスの良い食事を適量摂るようにしてください。

 

 

 

 

同じ姿勢を長く続けない

痔の予防には同じ姿勢を長時間続けないことが大事です。

 

座りっぱなし、立ちっぱなしのときは

 

少しでも休憩タイムを作って体を伸ばしたり

 

肩を上下、足の屈伸などを心がけましょう。

 

 

 

腰周りを冷やさない

痔を助長する原因の一つに冷えがあります。

 

冷えは血行を悪くして肛門部のうっ血を促すので

 

肛門の大敵です。

 

とくに女性は下半身を冷やすような服装と

 

冷房による冷えにも注意が必要です。

 

 

適度な運動とストレスの解消を心がける

運動不足やストレスは

 

肛門部の血行不良を招くことがあります。

 

軽い運動を習慣にしましょう。

 

また、読書やテレビ観賞、お風呂など手軽にできることで

 

気分転換を図って日々のストレスを溜めこまない工夫をしてみましょう。

 

 

 

 

温水洗浄便座を使う

排便後、トイレットペーパーで拭いただけでは

 

肛門部の便はなかなか取り除けません。

 

また、トイレットペーパーで強く拭くことで

 

肛門の皮膚を傷つけることもあります。

 

温水洗浄便座があるときは、ぜひ活用しましょう。

 

 

使い方を間違えると「温水洗浄便座症候群」に!?

最近は

 

「温水洗浄便座がないと便が出にくい。」という人も増えていますが

 

日常的にそのような用途で使っていると

 

温水洗浄便座症候群になってしまう可能性があります。

 

温水洗浄便座症候群とは

 

洗いすぎて皮膚炎を起こしてしまったり

 

温水洗浄便座機能を浣腸的に使うことで

 

だんだん刺激がないと便が出にくくなったりすることをいいます。

 

温水洗浄便座の使用方法や回数にも注意してくださいね。

 

 

 

 

 

 

体に起こる困った変化は気になりますよね。

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