アーティスト名 : Shinta Arsinta

曲名 : Gara Gara Sebotol

タイプ : Indo歌謡 / コプロ

言語 : インドネシア語

 

 

歌詞はこちら

 

 
Gara-gara sebotol minuman dia jalan sempoyongan
Hobby anak muda sekarang yang penting botol katanya
Kalo lagi kumpul-kumpul pasti ada botol
Tambah lagi tambah lagi sebotol lagi
Idih-idih apa enaknya minum kok sampai berbotol-botol

Gara-gara sebotol minuman dia jalan sempoyongan
Hobby anak muda sekarang yang penting botol katanya

Pusing karena minum-minuman
Pala pusing karena minuman
Badan rusak karena minuman
Uang habis karena minuman
Akhirnya kesana sini ngutang

Sadarlah oh para remaja bangunkanlah cita-cita
Demi kemajuan bangsa

 

  Gara Gara Sebotol(1本のボトル / お酒のせいで)の歌詞の概要

 

端的に言うと、若者の飲酒を戒める歌です。社会的メッセージが強い内容になっていると思われます。

 

以下はおおよその意訳(←ここ重要w)です。

 

 

Gara-gara sebotol minuman dia jalan sempoyongan Hobby anak muda sekarang yang penting botol katanya Kalo lagi kumpul-kumpul pasti ada botol Tambah lagi tambah lagi sebotol lagi Idih-idih apa enaknya minum kok sampai berbotol-botol

たった1本のお酒のせいでフラフラやん
最近の若者ときたら、「大事なのはボトル(お酒)」ってか
人が集うとき、必ずそこにはボトルがある
次々に増えていくお酒
何が楽しいねん

 
Pusing karena minum-minuman Pala pusing karena minuman Badan rusak karena minuman Uang habis karena minuman Akhirnya kesana sini ngutang
飲み過ぎて頭が痛い
お酒のせいで頭が痛い
体はボロボロ、財布はカラカラ
そしてあちこちで借金しまくり
 
Sadarlah oh para remaja bangunkanlah cita-cita Demi kemajuan bangsa
いい加減目を覚ませ、若者たち
国の発展のために夢を実現させようぜ

 

あの・・・お酒飲むのは別に若者だけに限ったことではないと思います、というか、むしろ中高年のほうが多そうな気がしますけど。いえ、統計取ったわけじゃないので分かんないですけど。

あ、関西風に言えば、「知らんけど」です笑

 

兎に角、節度をもって飲む分にはそんなに問題視することでもないんじゃない?と日本人なら思いがちですけど、なんせあちらはイスラム教徒が多数を占めるインドネシアですからね。たとえ人間が許したとしても、審判の日にアッラーが「ダメー」と言えばその瞬間にジャハンナム(地獄)へ落とされます。そして、地獄であろうといずれは六道のどこかに転生する(させられる?)仏教やヒンドゥー教と違い、イスラム教には転生がありません。地獄に落とされると未来永劫、そこの炎に身を焼かれることになるのです。未来永劫ですよ!それはイスラム教徒にとって大変な恐怖なので、そういうグレーな行いはなるべく避けたほうが身のためなのです。

 

え、「飲酒はコーランで禁止されているから、グレーじゃなくてブラックやろがい!」って!?ガーン

ところが、コーランの第47章「ムハンマド」の15節には、「畏れ身を守る者たちに約束された楽園の喩えは、そこには腐ることのない水の川、味の変わることのない乳の川、飲む者に快い酒の川がある。また、彼らにはそこにあらゆる果実と彼らの主からの御赦しがある」との記述があるのです。

 

「天国で飲めるんやったら、悪い飲み物ちゃうやん」というのが飲酒派ムスリムの言い分です。なので、グレーなんですね。

 

ただ、これはあくまでも現世の人間の勝手な言い分であって、いくら人間が独自解釈しようと審判の日にアッラーが「ダメー」と言えばやはりダメになるのです。地獄行き決定ですね。ひょうきん族のように、上から水が降ってくる程度で済めばいいのですけど(古っ)。

 

じゃあ一度でも過ちを犯してしまった人間は、更生の機会が与えられることなく地獄へ落とされるの?

いいえ、ちゃんと救済の道が残されています。それは・・・いや、やっぱり書くのはやめておきます。こういう記述は偏見を産み出すだけなので。先生は日本保守党の某女史ではありません!むしろアンチです。

 

 

ええと、ここなんのブログでしたっけ?(アホ)

 

 

 

 

こちらはGara Gara Sebotolのパイオニア(多分)、Revina Alvira版。

 

 

結構有名な人らしいのですけど、先生は知りませんでした。それもそのはず、スカブミ(西ジャワ州のボゴールとバンドゥンの中間ほどにある街)をベースに活動されている歌手さんなんですね。

 

 

上記MVのタイトルには「Official Music Video Dangdut Tarling」と書かれていますけど、これTarlingと違くない?Tarlingの大原則はチルボン語の歌詞だと思っていましたけど。

よく分かりません。詳しい人カモン。

 

 

 

飲酒問題を風刺したダンドゥット曲といえば、Nurbayan師匠の「Oplosan」が有名ですよね。

 

 

ただ、こちらはただの飲酒ではなく、お酒に薬をOplosan(混ぜる)して飲む超危険な行為なので、深刻です。

 

 

OBAT ANTI NYAMUK(虫除け薬)を混ぜたり・・・

 

 

 

OBAT SAKIT KEPALA(頭痛薬)を混ぜたり・・・

 

 

●ぬって・・・ガーン

 

(実際●んだ人多数あり)

 

 

 

ほら、言わんこっちゃない ガーン

 
 
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あ、企画倒れになっちゃったらごめんなさいw
 
 
 

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