2020年東京オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式の理想的演出について | 日本アニメ視聴館  アニメ公式配信紹介

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お越しいただき、ありがとうございます。

先日、ブラジル リオ オリンピックでの閉会式における
リオから東京への開催引継ぎで披露されたプレゼンテーション。
日本のスタイリッシュな部分が際立ったクールなショーで注目度も非常に高かったと思われます。

現時点で観てない人は少ないかもしれませんが
一応、リオオリンピック閉会式にての東京大会プレゼンテーションを
貼っておきます。

クリエイティブ スーパーバイザーは椎名林檎さん、
総合演出と演舞振り付けはMIKIKOさんが担当。
MIKIKOさんはPerfume、BABYMETALの振り付けのほか
アニメ作品では「ドキドキ!プリキュア」から「Go!プリンセスプリキュア」までTVシリーズの
エンディングダンス振り付けを担当されています。

閉会式パフォーマンスのメイキング映像も見ましたが、
今回の縁で参加された椎名林檎さんとMIKIKOさんの経験を重ねてゆくことも考慮し
お二人にはこのまま継続して東京に向けて計画を進めるというのもアリなのではないか?と思いました。

なかなかカッコイイパフォーマンスでしたが個人的には仕方ないことですが
ラストの市松模様のエンブレムは客席からだと何がなんだかわからないのでは?と・・
大型モニタで上から映ってるだろうからいいのかな・・とは思いましたが・・。

参考
【NHKリオ】 2020へ期待高まる!トーキョーショー 📺
【NHKリオ】 パラリンピック東京プレゼンテーション(ノーカット) 📺


とてもクリエイティブかつファッショナブルで日本のエンターテインメント・技術の高さで
そのパフォーマンスを見た人それぞれの感情から興味関心に変えることに
効果を発揮するポイントを抑えたものだったと思います。

アニメ―ションもしっかりと演出に組み込まれていた印象です。
原作画に忠実に描かれたキャプテン翼の大空翼と岬太郎。
絵柄が原画よりだったのはおそらく漫画文化も伝える意図があったと推察します。

ごく自然に一緒に登場してるマリオとドラえもん。
なかなか奇跡のコラボレーションで驚くべきところですが、
あまり違和感なかったのが不思議ですw。
ドラえもんの主要キャラクターと一緒にタケコプターで飛んでるシーンも
2D作画シーンで少し映ってましたね。
サイバーな高層ビルの夜景を描いた人が誰なのか気になります。

マリオの持っているMA RIOとうまく?シャレた演出もナイスでした。
ゲームキャラは任天堂を代表するキャラクター マリオとパックマン。
サンリオのキティちゃんもアニメーションで走ってましたし
AR(拡張現実)のCGも興味深いものでした。

短時間ながら日本のアニメーション・ゲーム・漫画・KAWAIIキャラクターの
世界的認知度を再確認させられるパフォーマンスでした。

パフォーマンスが公開された直後から2020年東京オリンピックの演出担当は誰になるか?
どのような歌手やパフォーマーが登場するか?があらゆるメディアで話題に挙がっていました。

これに関しては私も興味関心が強い事柄で、自分であればどのような点に配慮すべきか
世界中に楽しめるパフォーマンスというのはどのようなものが良いか考えていました。

そこで、東京オリンピック・パラリンピック開催にあたり、この点だけは大事と考える点を記しました。


国内の芸術と国内・国際的最先端技術の活用


開会式での日本の伝統文化・芸術を紹介する必要性はあると考えます。
この部分が欠如していると現在(2020年になりますが)最先端技術のみでの演出となると
既にインターネットの発展でデジタルに関する技術は既にソーシャルネットワークの影響力で
どれだけ遠くでも身近な感覚となっていることから、日本に来た感、日本ならでは感というのは
一気に失われる可能性があると懸念します。
日本のかつてのイメージ消えたなぁ・・と思われるのは海外に誤解を生みかねないので
伝統芸能・文化を組み込み、日本の味を出すことも国際的な個性を発揮する大切な要素です。
ただ、デジタル技術の力を借りて、広大な会場で来場者にしっかりと見えるサポートという点は大事と考えます。


選手・観客・視聴者も楽しめる共有感演出~参加することに意義がある~

この点が2020年東京オリンピック・パラリンピックの演出技術において
重要な要素になるのではないかと考えます。

イメージとしてはスマートフォンアプリで開会式・閉会式参加アプリをダウンロードして
パフォーマンスの演出としてスマートフォンの液晶画面で光の演出をしたり
AR(拡張現実)で舞台上に大きなキャラクターのパフォーマンスがスマホを通じて見られたり
競技場のあらゆる場所に投影された選手や来場者・応援者メッセージを選手や来場者が読めるようにしたりと
デジタル技術とくにインタラクティブな面でかなり向上してきているので非常に有効な技術と考えます。

競技でもAR技術でデータの表示や選手のプロフィールなどをリアルタイムで確認できる技術の導入は
可能ではないかと考えています。

オリンピックに限らずですが社会の面で今後いっそう情報と感情の共有という点は
デジタル技術を介してさらに発展してゆくでしょう。

※上記の案に関して法律的・技術的問題は省いています


実のところ、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会内の
テクノロジー諮問委員会においてもテクノロジーに関しての活用法が議論されていることから
上記のアイデアに関しては既に進展がみられる可能性も考えられます。

参考 テクノロジー諮問委員会 TOKYO2020 


以上2点は外せない要素と思った次第ですが、
おそらく多くの人たちも少しずつ意識していることなのだろうと思います。

ソーシャルネットワークが発達し、自分の思いや感情をもダイレクトに発信して
共有しやすくなってきている現在ですので、
一方的な披露(表現者と受容者)という明確な区割りは既に溶け始めているように思えます。
開会式・閉会式の演出に観客も参加するというドキドキ感は
これまでのオリンピック・パラリンピックにない感情を引き起こすことが期待できるかもしれません。

東京オリンピック・パラリンピックではみんなで盛り上げるお祭り、
盆踊り大会みたいに各々が自由なタイミングで参加し盛り上がりに一役買うような
今までにないようなオリンピック・パラリンピックになることは
技術的に問題ないのではないかと期待しています。

開会式・閉会式パフォーマンスはさほど時間的余裕があるわけではないので
有名人など人選と演出はとても難しいと思います。
しかも、際的に活躍しているアーティスト・グループは多いと思いますので
人選がどうしてもうまくいかなければ上記のようにみんなが主役という英断も必要かも?


ラストにハンドオーバーセレモニー 一文字メイキング映像を貼って終わりにします。
この映像はリオオリンピックフラッグハンンドオーバーセレモニーの「芸術パート」で
映し出されていた人文字がありますが、それのメイキング映像。

人文字はアナログな演出方ですが、楽しそですし、何よりも味と温かみがあります。

みんなでつくるオリンピック・パラリンピックというのも、そろそろいいんじゃないでしょうか?




オリンピックという巨大プロジェクトなので掘り進めていくと終わりが無いので
簡単にこのへんで終わりにしようと思います。

現時点では間違いない点はオリンピック開催の2020年はスポーツだけでなく
国内あらゆる文化・芸術・テクノロジー・エンターテインメントなどで大きな飛躍を目指す
年に位置付けられているはずです。

それは政府の計画として打ち出されているので
4~5年の間で天変地異などの障壁が起きない限り
一気に世のなかが進んだ感を得るかも?
年号も変わっている可能性がありそうです。

4年後、金メダル何個ゲットかなぁ~?
とりあえずこのへんで・・・。

読んでいただきありがとうございました。ではまた^^。

TOKYO 2020 https://tokyo2020.jp/jp/