近年、皮膚炎患者の増加傾向が継続しており、身近にその皮膚疾患で苦しんでいる人を多数見ます。
 
この皮膚疾患に病院や薬局、化粧品店、皮膚科医などで処方する薬が、「アトピー性皮膚炎を治す薬」「湿疹やかぶれを治す薬」「炎症を抑える薬」で、これらに、ステロイド薬剤が使用されています。
 
ステロイド剤は、体内分泌のホルモンと同物質剤で、これらの疾患に優れた効果がありますが、この使い方を間違えますと、副作用の障害ががあり要注意です。
 
 
インドのジャンムー政府医科大学の研究班が、外来を受診した患者情報の記録から、アトピー性皮膚炎などの診断で、アトピー剤の投与が妥当と思われる治療患者を除き、その投与が誤用と思われた人の顔の皮膚病患者を対象として、その副作用を調査した結果は、ニキビのような病変、色素沈着異常、口囲皮膚炎、血管拡張、多毛、異型白癬、の発症を確認しました。
 
この事例は、顔にステロイド外用薬を30日以上誤用した200人について行われたものです。
このことから、ステロイド外用薬は炎症を抑えるなどの高い効果がありますが、反面に薬の副作用はありますので、間違った使い方によっては、美顔にするはずの治療が、逆の疾患を悪化される治療となりますので、正しいステロイドの投与に注意が必要です。
 
尚、アトピーやアレルギーは、腸内細菌の良好なバランスによって、免疫効果による改善が出来ますので、日常の整腸に留意することが基本です。
         

                               健痩美寿[❝ロイヤルスムージー❞ ]