第3章 REBTと怒りのABC の要約です
REBT とは
論理療法 または理性 感情行動療法 などと訳されていますが、アルバートエリスが生み出した 心理療法です。
強い怒りをそのまま表すことも ただ我慢することも健康的な心理状態とは遠いものです。
そのどちらでもなく健康的に怒りに対処する、そのための方法を rebtは提供します。
それは怒りを ABC という枠組みで理解することから始まります。
A は怒りの引き金となった出来事
C は その結果としての行動や感情
つまり 強い 怒りや 怒りに任せた行動ということになります。
私たちは外界の出来事が 怒りや その行動を生み出したと考えがちですが 実は A と C の間に B があるとても大事になります。
B とはビリーフこと
ビリーフとは 自分が大事にしている考え方 特にねばならない、とか、こうするべきであるという強い 考え方のことです。
怒った出来事の裏にあるビリーフ
それをイラショナルビリーフと呼びます。
不健康な感情や行動を生み出す ビリーフをイラショナルビリーフ
それを健康的な感情や行動を生み出す ラショナルビリーフに変える
それが rebt の本質です。
田園都市線カウンセリングルーム
小渕あさこ