小川鉾田線(県道8号)を鉾田方面に走っていたら「あ、右側に神社あるよ!」とyurie♪さんが助手席で叫んだ。
たしかに赤い鳥居「お稲荷さんだねー」とか言っているうちに通り過ぎてしまったのでUターンして行ってみることにした。
鳥居の奥は(天気のせいもあるけど)薄暗いを通り越して「まともに暗い」。
久々に緊張感を漂わせる佇まいの神社だわ。
社号標に「十方稲荷大明神」とある。
読み方わからんかったけど後で調べたら「じっぽう」と読むらしい。
神社に限らなければ「とほう」とも読んで「途方」と同じ意味で使うこともあるらしい。
多くの方向、向かう方向、手立て、手段、筋道、道理など…とネットにあった。
なお、こちらの御由緒についてはまったくもって情報見当たらず。
赤い鳥居をくぐって枯葉が積もった階段を登ると小ぶりな二つ目の鳥居。
奥に社殿が見えた。
鳥居の手前右手にはトタンの集会場らしき小屋。
かつては地域の寄り合いとかが行われていたのだろうけど、使われなくなってしばらく経っている様子。
緊張感の中で納奉の字体がなんかほっこりする。
手水鉢。
狛狐さんには赤い前掛け。
布は割と新しい感じ、境内の手入れはされていないけど参拝者が全くいないというわけではないようだ。
御社殿ば比較的に新しく囲屋で囲われており大事にされている様子。
こちらの狐像にも赤い前掛けがつけられていた。
こういう独特の雰囲気の神社は大事にしてほしい、と願うものです。