ノルウェー出張のお話 その5 | 昭和な望遠鏡で昭和な星見

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更新は不定期です

ここまで引っ張ってきたノルウェーネタもこれが終回。

なにせ出張、旅話としては中身が薄~いから大して書くことはないと思っていたがこれだけ引っ張れれば御の字だわ(笑)。

 

と言うことで今回は復路の様子をかいつまんで書いてみる。

 

復路での最初の難関は「オスロ空港でのチェックインに間に合うか」と言う極めてプリミティブな問題。

なんでかと言えばオスロ発は午前6時の便なのだが、Drammen 駅の始発は 4時02分(だったと思う)。

これが前に書いた Flytoget だったら40数分で到着するのでそんなに焦ることもないがそのFlytogrt はトラブルが解決しておらずDrammen からは乗れない。

よってVY一択となるのだがVYだと1時間と10分くらいかかるので、国際線へのチェックインとなると空港についたら「ダッシュ覚悟」で動かにゃならんゲッソリ

 

「誰だよこんなハードな旅程組んだのはムキー」とぼやきつつ3時30分にホテルを出て夜明け前の Drammen 駅に向かう(徒歩でw)。

 

ちょっと切符を買うのに手間取ったが何とか購入。

ホームには Flytoget の車両が止まっていたがこれには乗れない。

こいつが動いてりゃ精神的にはかなり楽なのに全くついてないわ。

 

Drammen 駅からの路線図。 終着駅らしいからシンプル。

 

で、オスロ空港には時間通りに到着。

で急いでチェックインして出発30分前にどうにか搭乗券ゲット。

 

出発時刻に近づくと太陽が顔を出した。

 

チューリッヒまでの便には地べたからタラップで乗り込む。

この時見た朝日が美しかったキラキラ

 

みんな朝日に見とれながら搭乗。

 

飛行機は一応時間通りに動き出したのだが誘導路から滑走路に入る手前でなぜか長めの停止。

はて、何かトラブルかいな?と思っていたら見慣れない車両が近寄ってきて…。

 

翼になんか液体を吹き付けているびっくり

後で調べたら水滴付着止め&凍結防止剤を吹き付けていたようだ。

ずいぶん飛行機には乗ってきたけどこの光景を見たのは初めて。

そういやノルウェーに比べれば気温的が高い地域もしくは夏場にばっかりいってたもんな…。

 

そんあこんなで15分押しくらいで離陸。

チューリッヒまでは2時間半くらいのフライトで、搭乗券に記載してある時間では乗換便の出発(12時05分)まで3時間半くらいあることになる。

 

何して時間潰そう…とか思っているうちにチューリッヒについた。

 

シェンゲン圏ターミナルから非シェンゲン圏ターミナルへの~んびり移動して、成田行きの便のゲート番号をチェックする。

なにせ搭乗券には"E"としか書かれていないのでEの何番かは電光板(👈古~)でチェックするしかない。

しか~し、何故か搭乗便の表示がない!

空港の職員に搭乗券を見せて「なぜ便番号が表示されていないのか?」と訊いたが「わからん」の答えのみ。

ここで一気に不安になった。

時間が早すぎると表示がされていないことはあるが出発2時間半前なら普通は表示されてるはず、現により遅い出発便でもきちんと表示されている…。

スイスエアのカウンターに行ってみたら…開いてない…。

マジか?ショック

 

とまぁここで慌ててもしょうがないので「とりあえず飯でも食っとくか」ってんで朝飯。

水とローストビーフにサンドイッチ、これで2200円くらい…。

円安が進行中だから今はもっと高いんだろうな。

 

そうこうしているうちに出発1時間くらいになったので改めて表示を見ると…

あった…。

え?13時5分発? 搭乗券の時刻は12時5分。

ノルウェーとスイスの時差はないし、なんかの理由で遅延されたんかな?

なら何かしらのインフォメーション流してくれよ、不安になるじゃんか。

しかし1時間遅延ってことはチューリッヒ空港で4時間半も過ごすことになったのか…まぁゲートも分かったことだし椅子でちょっと寝とくか…、でホントに寝てしまって危うかったおいで爆  笑

 

で、ようやっと帰国便に搭乗。

どうでも良いけどこの機体はひょっとすると来るときに乗ったやつそのまんまかも(笑)。

 

水平飛行になってドリンクサービス開始、当然ビール、おつまみもおんなじ(笑)。

ただ席はだいぶ前の方で翼位置だった。

 

機内アナウンスで「強い向かい風は予想されているので当初よりもフライト時間が長くなります」とか言っているが…向かい風??どんなルートを飛ぶんだ??偏西風に乗ってくんじゃないの??

と言うことでフライトレビューをちょこちょこモニタしてたら黒海南岸をなめてカスピ海を超えてあとは中国上空を偏西風に乗ってくんじゃん。

しかもTail wind 100km/h とか出てるし…とまぁよくわからんけども結局成田に着いたのは1時間半遅れだった。

 

そうそう、忘れちゃいけない機内食の件(笑)。

往路の便で「豚肉の生姜焼き」が品切れでありつけなかったので復路は(席が前方でもあるし)絶対頼んでやろうと思っていたら復路は「牛肉の生姜焼き」一択だった。

牛肉の生姜焼き…って人生で食ったことないぞ、不思議がってるうちに出てきたのが👇こちら。

いやこれ生姜焼きじゃなくてハッシュドビーフ(もどき)でしょ(笑)。

まぁいいです。エコノミーの食事には何も言いません照れ

 

成田に着く前の朝食は「マッシュルームのクレープのハーブソース仕立て」とさいの目切ポテト」だそう。

これは期待どおりの味だったわ。

 

で、成田では「結局使わなかったNKR」の換金やらWifiルータ返却やら、うっかり預入荷物に入れてしまった日本円の財布の捜索とかバタバタして、土浦行きのバスに乗って帰宅。

 

前も書いたけど、もし次回同じ旅程で「行ってくれ」と言われたら即答で断るわ。

 

ということでノルウェー出張の話はどっとはらい。