今朝、満員電車に乗車中
停止信号だったか出発調整だったかで
しばらく扉が開いたまま
電車が駅に停車していました。
すると
同じ電車に乗っていたであろう乗客の1人が
スマートフォンを耳に当てて
何かを大声で話しながら
電車からホームに降り立ちました。
新入社員の時期じゃないけれども
初々しさの残るスーツ姿の若い男性。
スマートフォンを
両手で耳にグッと押し当てて
何度も何度も空間に向かって
頭を下げて謝ってます。
申し訳ございません
本当にお詫びのしようもございません
はい!!
はい!!!
おっしゃる通りです
本当に申し訳ございません
そのうち涙声になり
小脇に抱えたカバンが落ちそうになりながら
スーツの肘の辺りで
涙をゴシゴシふいてます。
見たいわけじゃないんだけど
満員電車で体を固体されている状態なので
なんとなく彼の様子を追っていて
恐らく車両の乗客のほとんどは
彼のことを気にかけていただろうと思います。
停車時間は長く
降車した人もホームからいなくなり
下り電車を待つ人はまばらで
駅員さんの繰り返しのアナウンスと
彼の涙声の謝罪だけが
ホームにこだましていました。
私はなんだか胸がギュッとなって
鼻の奥がツンとしました。
頑張れ、でもないし
大丈夫、でもない。
でもとにかく彼に
心からのエールを送りたいと思いました。
何があったかは分からないけれど
社会に出て日が浅いうちは
多かれ少なかれ誰しも社会の波に
溺れそうになる時があると思う。
もちろん新人さんだけでなく
何年経っても
何十年経っても
大きな壁に絶望を感じることもあるでしょう。
彼の姿を自分の若い頃に重ねて
胸がいっぱいになりました。
きっと彼を見つめる乗客たちも
同じような気持ちだったのかもしれない
何となく
その空間のエネルギーが
彼へのエールのように
あたたかいものに感じました。
この大きな力が
どうかどうか彼の人生を後押ししますように
という願いを
若々しい背中に送りながら
当時は気がつかなかったけれども
過去に私もこうして誰かに
エールをもらったんだと思う。
誰かを応援するというのは
本当は自分自身を救うことなのだ。
どうか彼の人生に
たくさんの光が降り注ぎますように
あの日があったから今の自分がいる
みたいな日が来ますように
大きなお世話ながら本当に願いました。
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