先月のこと


小4長女が校外学習に行きました。

 

 

長女は普段ランドセルの中に

 

音もならない振動もしない

 

小さいGPSを入れているのですが

 

今回の校外学習も

 

リュックに入れていきました。

 

 

こんな風にね

 

今いる場所が

 

私のスマートフォンで


リアルタイムで見られるのです。




※botの公式ホームページからお借りしました

 


 

今回、天気が怪しくて

 

晴れていたら船に乗る

雨なら資料館の見学

 

という予定だったので

 

バスはどっちに向かってるのかな?


なんて思いながら

 

ときどき

 

GPSの長女の行方を見ていました。

 

 

高速道路に乗って行くから

 

すごい勢いで自宅近くから離れる

 

GPSマークを見ていたら

 

何だか泣けてきてしまって💦

 

 

長女がうまれてから

 

私はずっと長女に執着していて

 

怖くて怖くて


なかなか長女を手放せませんでした。

 

 

長女はそんな私にぴったりの

 

身体の弱い子に育ってくれて

 

食物アレルギーもひどくて

 

幼稚園も全て断られたおかげで

 

私が堂々と手元に置いておく口実も出来て

 

文字通り母子で


ぴったりくっついて生きてきました。

 

 

長女が誰かに触れられることすら怖かったし

 

私のいない長女の時間を作ることが

 

怖くて怖くて仕方ありませんでした。

 

 

秘密の宝物を


秘密の宝箱に入れるように

 

世間から離れてこっそりと育てていたように思います。

 

 

でもどこかで

 

長女に異常に執着する自分

 

何をするにも


不安と恐れから行動する自分に疑問も感じていて

 

長女のおかげで私はやっと


自分の心に向き合うきっかけをもらいました。

 

 

あれから何年経ったのかな?


長女は相変わらず超個性的でマイペースだけど

 

少しずつ私のエネルギーから解放されて

 

自分の道を歩き出し

 

学校も休みがちだし

 

何をするにも同年代の子よりゆっくりだけど

 

私がお世話することもほとんどなくなり

 

自分の足で少しずつ歩き始めました。



もう私に


見たことも感じたことも


全部は話さないし


長女だけの秘密もたっぷりあるぐらいに


大きくなりました。

 

 

だから

 

GPSを見ながら

 

そんなうまれてからのことを

 

走馬灯のように思い出していました。

 

 

GPSの動きは


まるで人生のようで

 

高速道路に乗って


ビュンビュン進んだかと思えば

 

渋滞にはまっているのか

 

何分経っても同じ場所の時もあるし

 

海岸沿いを走り

 

船着き場から船に乗って

 

公園でお弁当休憩をした後

 

公園のなかで

 

ゲームなのか散策なのか

 

小さい範囲をぐるぐるぐるぐるぐる回っていました。

 

 

小さい頃は

 

長女が見ている景色のほとんどは

 

私も全部共有していたのに


今は私には手の届かないところで

 

私には見えない景色のなかで

 

ほとんどの時間を過ごしている長女。




 

自分の生きづらさを

 

長女のお世話


という役割で昇華して


本当は長女にエネルギーをもらいながら


必死に生きてた自分もまた

 

一生懸命だったなって思うし

 

そんなことを教えてくれた長女は

 

私にとって


人生の先生であり恩人であり

 

あんなに小さかった長女が

 

あっという間に大きくなっていく不思議。

 

 

あと数ヶ月で10才

 

ひとつ、ふたつ、と数えていた時代が終わります。

 


 


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